論点:総合
問19:各制度の時効に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- A:国民年金の死亡一時金を受ける権利は、5年で時効消滅する。
- B:すべての制度において、保険給付を受ける権利は2年で時効消滅する。
- C:すべての制度において、保険給付を受ける権利は5年で時効消滅する。
- D:健康保険・国民健康保険・介護保険の保険給付を受ける権利は原則2年、国民年金・厚生年金保険の年金給付の各支払期に係る権利は原則5年で時効消滅する。
- E:厚生年金保険の保険料を徴収する権利は、5年で時効消滅する。
【第19問:正解と解説】
正解:D
・A
【選択肢解説】国民年金の死亡一時金を受ける権利は2年で時効消滅する。
・B
【選択肢解説】医療保険・介護保険の給付は原則2年、年金の定期給付は原則5年であり、一律2年ではない。
・C
【選択肢解説】健康保険・国民健康保険・介護保険の給付は原則2年であり、一律5年ではない。
・D
【論点】社会保険給付の消滅時効。【考え方】医療・介護の給付は原則2年、公的年金の各支払期の年金給付は原則5年である。ただし、国民年金の死亡一時金や、公的年金の脱退一時金等には2年の例外がある。【選択肢解説】原則と対象となる権利を限定して正確に述べており、本肢が正しい。
・E
【選択肢解説】厚生年金保険料を徴収する権利は原則2年で時効消滅する。
論点:総合
問20:社会保障に関する統計・白書に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- A:統計・白書の学習では、数値そのものより、調査の名称・実施主体・対象・傾向の向きを押さえることが有効である。
- B:社会保障給付費は、年金・医療・福祉その他の部門別に集計される。
- C:2023年度の社会保障給付費を部門別にみると、年金部門が最も大きい。
- D:国民医療費は、当該年度内の医療機関等における傷病の治療に要した費用を推計したものである。
- E:社会保障給付費(社会保障費用統計)は、厚生労働省が公表している。
【第20問:正解と解説】
正解:E
・A
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】数値は更新されるため、調査名・公表主体・定義・傾向を優先して整理する。
・B
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】社会保障給付費は我が国独自の部門別区分として年金・医療・福祉その他に分ける。
・C
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】基準日時点で公表済みの2023年度結果でも、部門別では年金が最大である。
・D
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】国民医療費は当該年度内の医療機関等における保険診療の対象となり得る傷病の治療費を推計する。正常な妊娠・分娩、健診・予防接種、差額ベッド代等は原則含まない。
・E
【論点】社会保障費用統計の集計・公表主体。【考え方】社会保障費用統計は国立社会保障・人口問題研究所が集計・公表し、社会支出、社会保障給付費・財源等を国際基準に沿って示す。【選択肢解説】厚生労働省が直接公表するとする本肢は誤りである。

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