宅地建物取引士 宅建業法 択一式(初級) 第169問〜第171問|監督・罰則

重要度:C 論点:登録消除処分

問169:宅建士の登録消除処分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:不正の手段により登録を受けた場合、登録をしている知事は登録を消除しなければならない。
  • B:不正の手段により登録を受けた場合でも、知事は登録を消除するかどうかを裁量で判断できる。
  • C:事務禁止処分に違反した場合、指示処分で足りる。
【第169問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。不正登録・不正による宅建士証取得・事務禁止事由該当で情状特に重い・事務禁止処分違反は、必要的消除事由。【試験対策】消除は「しなければならない」(必要的)で構成されている点が業者の取消し(必要的と任意的が混在)との違い。消除後5年の再登録制限への接続も確認。
・B:誤り。必要的消除であり裁量の余地はない。
・C:誤り。事務禁止処分違反は必要的消除事由。


重要度:C 論点:両罰規定・法人重課

問170:罰則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:両罰規定により法人が処罰される場合、行為者本人は処罰されない。
  • B:法人に科される罰金の上限は、いかなる場合も300万円である。
  • C:法人の従業者が業務に関して無免許営業を行った場合、行為者だけでなく法人にも罰金刑が科されることがある。
【第170問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。両罰規定は行為者と法人の双方を処罰する仕組み。
・B:誤り。無免許営業等では法人に1億円以下の罰金が科されうる。
・C:正しい。両罰規定により行為者+法人の双方が処罰されうる。【試験対策】無免許事業・名義貸し等については法人に「1億円以下」の罰金という重課がある。「行為者か法人か二者択一」とする肢、法人の上限を300万円に据え置く肢がひっかけ。


重要度:B 論点:罰則の段階(50万円以下)

問171:罰則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:37条書面を交付しなかった場合、罰則(50万円以下の罰金)の対象となる。
  • B:35条書面を交付して重要事項の説明をしなかった場合、罰金刑が科される。
  • C:帳簿の備付け義務に違反しても、罰則の対象とはならない。
【第171問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。37条書面の不交付には罰則がある。【試験対策】「37条不交付=罰則あり/35条の説明義務違反=罰則の直接の対象でない(監督処分の対象)」という細かい対比が頻出。50万円グループ=37条不交付・帳簿名簿違反・専任宅建士の補充違反・報告検査拒否・守秘義務違反(親告罪)等。
・B:誤り。35条違反は監督処分(指示・業務停止)の対象だが、罰金刑の直接の対象ではない。
・C:誤り。帳簿・従業者名簿の備付け違反は50万円以下の罰金の対象。


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