宅地建物取引士 宅建業法 択一式(応用) 第36問〜第37問|媒介契約

重要度:A 論点:媒介契約

問36:宅建業者Aが、Bから宅地の売却の媒介を依頼された場合に関する次の記述のうち、宅建業法の規定によれば、誤っているものはどれか。

  • A:AB間で専任媒介契約を締結した場合、Aは契約締結の日から7日以内(Aの休業日を除く)に、指定流通機構に当該宅地を登録しなければならない。
  • B:AB間で専属専任媒介契約を締結した場合、Aは1週間に1回以上、業務の処理状況をBに報告しなければならない。
  • C:AB間で一般媒介契約を締結した場合、Aは媒介契約書面(34条の2書面)を作成・交付する必要はない。
  • D:AB間の専任媒介契約において有効期間を6か月と定めた場合、その有効期間は3か月に短縮される。
【第36問:正解と解説】

正解:C

・A
【選択肢解説】正しい(=正解肢ではない)。専任媒介の指定流通機構への登録は7日以内(休業日除く)。専属専任の5日以内との対比も確認。

・B
【選択肢解説】正しい(=正解肢ではない)。専属専任媒介の報告頻度は1週間に1回以上。専任媒介(2週間に1回以上)との対比。

・C
【論点】媒介契約書面の交付義務の範囲。【考え方】34条の2書面は、宅地・建物の売買・交換の媒介契約であれば、一般媒介契約を含むすべての類型で交付義務がある(不要なのは貸借の媒介)。【選択肢解説】一般媒介でも書面の作成・交付が必要であり、書面に記名するのは宅建業者で、押印は不要である。したがって、不要とする本記述は誤りであり、これが正解肢。

・D
【選択肢解説】正しい(=正解肢ではない)。3か月を超える定めは3か月に短縮される(契約自体は有効)。


重要度:A 論点:媒介契約

問37:宅建業者Aが締結する媒介契約に関する次の記述のうち、宅建業法の規定によれば、正しいものはいくつあるか。
ア 宅地の売買について一般媒介契約を締結した場合も、Aは遅滞なく媒介契約書面を作成し、記名してBに交付しなければならない。
イ 建物の貸借について媒介契約を締結した場合も、Aは媒介契約書面を交付しなければならない。
ウ 専任媒介契約に「依頼者の申出がなくても契約は自動更新される」旨の特約を定めた場合、その特約は有効である。
エ 専属専任媒介契約を締結した場合、Aは2週間に1回以上、業務の処理状況を依頼者に報告すれば足りる。

  • A:一つ
  • B:二つ
  • C:三つ
  • D:四つ
【第37問:正解と解説】

正解:A

・A
【論点】媒介契約規制の適用範囲と強行性の総合。【考え方】書面交付の対象取引、更新の要件、報告頻度をそれぞれ検証する。【選択肢解説】ア:正しい。一般媒介にも書面交付義務があり、宅建業者が記名する。押印は不要。イ:誤り。貸借の媒介には書面交付義務がない。ウ:誤り。更新は依頼者の申出がある場合に限られ、自動更新特約は無効。エ:誤り。専属専任の報告は1週間に1回以上であり、2週間では足りない。以上により正しいものはアの一つ。

・B
【選択肢解説】正しいものはアのみであり、「二つ」は誤り。

・C
【選択肢解説】「三つ」も誤り。

・D
【選択肢解説】「四つ」も誤り。


コメント

タイトルとURLをコピーしました