「航空レーザ測深測量」の問題集です。一問一答9問、五肢択一2問。各問題の「正解・解説を見る」を開いて答えを確認してください。
このページの略称:準則=作業規程の準則(国土交通省告示)
一問一答(○×)
問1 ○×
通常の近赤外レーザと緑色レーザを比べると、近赤外は水部で水面の反射を利用する特性があります。
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正解:○
正しいです。近赤外だけで水底を常に測れると扱いません。
根拠:国土地理院企画部測量指導課「公共測量の最新動向について」(第21回北海道測量技術講演会、令和7年2月6日。p.21の計測原理のみ参照) 航空レーザ測深の特徴 PDF p.21 https://www.gsi.go.jp/common/000265953.pdf;作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第606条 p.161 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
問2 ○×
航空レーザ測深では、緑色波長のレーザが水中を透過して水底から反射を得る特性を利用します。
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正解:○
正しいです。水質や反射条件によって計測できる範囲は異なります。
根拠:国土地理院企画部測量指導課「公共測量の最新動向について」(第21回北海道測量技術講演会、令和7年2月6日。p.21の計測原理のみ参照) 航空レーザ測深の特徴 PDF p.21 https://www.gsi.go.jp/common/000265953.pdf;作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第588条 p.157 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
問3 ○×
近赤外と緑色の2種類以上の計測データを取得した場合、準則ではそれらの点群データを結合しません。
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正解:×
誤りです。第606条は取得した複数種類の点群データの結合を規定しています。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第592・606条 p.158・161 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;国土地理院企画部測量指導課「公共測量の最新動向について」(第21回北海道測量技術講演会、令和7年2月6日。p.21の計測原理のみ参照) 近赤外・緑と陸部/水部の区別 PDF p.21 https://www.gsi.go.jp/common/000265953.pdf
問4 ○×
航空レーザ測深では、水の透明度を調査し、測深への影響を確認します。
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正解:○
正しいです。第588条の水質調査項目に含まれます。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第586条 p.156・第588条第4項 p.157 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
問5 ○×
航空レーザ測深の水質調査では、濁度は測深に関係しないため調査項目から外します。
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正解:×
誤りです。濁度・透視度・浮遊物質量等を調査します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第588条第4項 p.157・第610条第4項 p.162 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
問6 ○×
航空レーザ測深の解析ソフトウェアには、水中の屈折率を補正解析する機能は不要です。
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正解:×
誤りです。第592条第2項第二号ロでこの機能を求めています。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第592条第2項第二号ロ p.158 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;一般工学・独自の幾何/点集合/統計モデル 明示したスネルの法則と平面境界の独自演習条件 明示した独自モデル・式・仮定に基づく計算で検証。
問7 ○×
航空レーザ測深の水底と陸上のグラウンドデータは、ひとつのデータファイルへ統合できます。
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正解:○
正しいです。第613条の統合で、処理する対象面を区別した上で扱います。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第613条 p.162 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
問8 ○×
航空レーザ測深のオリジナル点密度は、水底の利用目的や形状によらず、陸上と同じ値に一律に決めます。
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正解:×
誤りです。第584条は水底と陸上を分けて形状・利用目的等を考慮します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第584条 p.156・第587条第2・4項 p.157・第605条 p.160–161 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
問9 ○×
航空レーザ測深の低密度ポリゴンデータは、水部と陸部に分けて作成します。
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正解:○
正しいです。欠測やフィルタリングで地形表現が難しくなった範囲を管理します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第611条 p.162 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
五肢択一
問10 正しいもの
空気から水へレーザが入る独自の平面境界モデルを考えます。角度は水面の法線から測り、空気中の入射角i=30°、屈折角r、屈折率はn空=1、n水=4/3です。スネルの式n空sin i=n水sin r、sin30°=1/2を使ってsin rを求めてください。丸めは不要です。
- 3/4
- 2/3
- 1/2
- 4/3
- 3/8
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正解:5
正解は5です。sin r=(1/2)/(4/3)=3/8です。面との角を使った式ではありません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第592条第2項第二号ロ p.158 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;一般工学・独自の幾何/点集合/統計モデル 明示したスネルの法則と平面境界の独自演習条件 明示した独自モデル・式・仮定に基づく計算で検証。
選択肢1:誤りです。n空/n水=3/4だけを求め、sin i=1/2を掛けていません。
選択肢2:誤りです。sin iへn水を掛け、屈折率の比を逆にしています。
選択肢3:誤りです。入射角と屈折角を同じとして屈折率の違いを省いています。
選択肢4:誤りです。水の屈折率をsin rとしてそのまま使っています。
選択肢5:正しいです。スネルの式をsin rについて解きます。
問11 いくつあるか
航空レーザ測深について、正しい記述はいくつありますか。
ア:近赤外と緑色波長は、水部での反射・透過の特性を区別して利用します。
イ:緑色レーザなら水質や反射条件を問わず水底の反射を取得できます。
ウ:欠測率は水部と陸部に分けて計算します。
エ:測深が目的の水部も、通常航空レーザと同様に全て欠測評価から除きます。
オ:水生植物等からの反射点は、地形面かどうかにかかわらず水底地形の点として採用します。
- 1個
- 2個
- 3個
- 4個
- 5個
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正解:2
正解は2(2個)です。ア・ウは正しく、イは水質等の制約、エは測深の水陸別評価、オは地形面以外の反射の除去に反します。
根拠:国土地理院企画部測量指導課「公共測量の最新動向について」(第21回北海道測量技術講演会、令和7年2月6日。p.21の計測原理のみ参照) 航空レーザ測深の特徴 PDF p.21 https://www.gsi.go.jp/common/000265953.pdf;作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第606条 p.161 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
国土地理院企画部測量指導課「公共測量の最新動向について」(第21回北海道測量技術講演会、令和7年2月6日。p.21の計測原理のみ参照) 航空レーザ測深の特徴 PDF p.21 https://www.gsi.go.jp/common/000265953.pdf;作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第588条 p.157 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第605条 p.160–161 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第607条第4項 p.161・第610条第4項 p.162 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
選択肢1:誤りです。アとウの2個が正しいです。
選択肢2:正しいです。波長特性と水陸別の欠測評価です。
選択肢3:誤りです。イ・エ・オは誤りです。
選択肢4:誤りです。水質・水部・反射点の扱いを複数取り違えています。
選択肢5:誤りです。全てが正しいわけではありません。
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