測量士補|地上レーザ測量の原理・標定・座標化

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「地上レーザ測量の原理・標定・座標化」の問題集です。一問一答12問、五肢択一2問。各問題の「正解・解説を見る」を開いて答えを確認してください。

このページの略称:準則=作業規程の準則(国土交通省告示)

一問一答(○×)

重要度:B 難易度:★1

問1 ○×

地上レーザ計測では、対象までの方向と距離を使って対象の三次元座標を計算します。

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正解:○

正しいです。距離1値だけでは三次元の位置は決まりません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第376条第1・3項 p.109 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:B 難易度:★1

問2 ○×

TOF方式のレーザ測距は、照射から反射光を受光するまでの時間を利用します。

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正解:○

正しいです。往復の伝播時間を片道距離へ換算します。
根拠:国土地理院 地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)(平成30年3月、原理の説明のみ参照) 解説 距離計測の原理 PDF p.48 https://www.gsi.go.jp/common/000198729.pdf;明示した距離・座標・面積・点数の工学モデル(計算で検証) レーザ往復距離と伝播速度のモデル 本カードの独自演習条件・定義から導出。数値経路・単位・切上げをAで独立検算。;作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第374条第一号 p.108 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:B 難易度:★1

問3 ○×

位相差方式の地上レーザスキャナは、送受信の位相差を距離の決定に利用します。

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正解:○

正しいです。整数周期の曖昧さの扱いも必要です。
根拠:国土地理院 地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)(平成30年3月、原理の説明のみ参照) 解説 距離計測の原理 PDF p.48 https://www.gsi.go.jp/common/000198729.pdf;明示した距離・座標・面積・点数の工学モデル(計算で検証) レーザ往復距離と伝播速度のモデル 本カードの独自演習条件・定義から導出。数値経路・単位・切上げをAで独立検算。;作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第374条第一号 p.108 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:B 難易度:★1

問4 ○×

地上レーザ計測で得る反射強度は、地物の判読の資料として利用できます。

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正解:○

正しいです。写真等と併せて判読し、強度だけで全地物を必ず識別できるとはしません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第376条第7・11項 p.109 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;国土地理院 地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)(平成30年3月、原理の説明のみ参照) 反射強度と地物判読の解説 https://www.gsi.go.jp/common/000198729.pdf

重要度:B 難易度:★1

問5 ○×

レーザ反射強度は、カメラ写真のRGBの色と同一の観測情報です。

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正解:×

誤りです。照射したレーザ光の受光強度と写真の色は別属性です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第376条第3・11項 p.109 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;国土地理院 地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)(平成30年3月、原理の説明のみ参照) 反射強度と可視光の色の違い https://www.gsi.go.jp/common/000198729.pdf

重要度:B 難易度:★1

問6 ○×

平面直角座標系以外の座標で計測した地上レーザ点群は、標定点等を使って平面直角座標系へ変換します。

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正解:○

正しいです。異なる座標系のまま公共座標の成果としません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第379条 p.109–110 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:B 難易度:★1

問7 ○×

地上レーザ点群を平面直角座標系へ座標化する方法には、相似変換法と後方交会法があります。

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正解:○

正しいです。計測条件に合わせて使い、器械点・後視点法との適用区分も確認します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第370条第3項 p.107・第376条第5項 p.109 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:B 難易度:★1

問8 ○×

地上レーザの標定点は、スキャナへ水平位置・標高・方向を与える基準となる点です。

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正解:○

正しいです。点群上の見た目の特徴点であれば座標不要という意味ではありません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第369・370条 p.107 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:B 難易度:★1

問9 ○×

レーザ光を透過しない壁の背後に隠れた面は、その壁の手前にある一つの器械点から直接計測できます。

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正解:×

誤りです。直線光路が遮られるため、その器械点からの直接計測はできません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第381条第3項 p.110 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;明示した距離・座標・面積・点数の工学モデル(計算で検証) 透過しない遮蔽物と直線光路の可視性 本カードの独自演習条件・定義から導出。数値経路・単位・切上げをAで独立検算。

重要度:B 難易度:★1

問10 ○×

別の器械点から計測すると、最初の器械点では遮られていた面を取得できる場合があります。

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正解:○

正しいです。別方向から見える場合に死角を減らせます。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第370条第4項 p.107 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;明示した距離・座標・面積・点数の工学モデル(計算で検証) 複数光路による可視領域の和集合 本カードの独自演習条件・定義から導出。数値経路・単位・切上げをAで独立検算。

重要度:B 難易度:★1

問11 ○×

準則の地上レーザ計測で器械点・後視点法を用いる場合、コンペンセータ及び求心器を備えた機器を用います。

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正解:○

正しいです。第376条第6項は後方交会法にも同じ機能を要求します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第370条第3項第三号 p.107・第376条第5・6項 p.109 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:B 難易度:★1

問12 ○×

異なる局地座標系で取得した複数の点群は、座標系をそろえず、数値が同じ点を同じ空間位置とみなして統合できます。

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正解:×

誤りです。共通座標系における位置関係を合わせる必要があります。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第379条 p.109 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;明示した距離・座標・面積・点数の工学モデル(計算で検証) 局地座標と共通座標の対応 本カードの独自演習条件・定義から導出。数値経路・単位・切上げをAで独立検算。

五肢択一

重要度:B 難易度:★2

問13 正しいもの

TOF方式の独自理想モデルで、レーザを照射してから反射光を受光するまでの往復時間は160 nsでした。光速度c=3.00×10⁸ m/s、1 ns=10⁻⁹ s、機器遅延や屈折の補正は無視します。対象までの片道距離D=ct/2をm単位で求めてください。丸めは不要です。

  1. 48 m
  2. 12 m
  3. 24000 m
  4. 0.024 m
  5. 24 m
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正解:5

正解は5です。ct=3.00×10⁸×160×10⁻⁹=48 m、片道距離は48/2=24 mです。
根拠:国土地理院 地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)(平成30年3月、原理の説明のみ参照) 解説 距離計測の原理 PDF p.48 https://www.gsi.go.jp/common/000198729.pdf;明示した距離・座標・面積・点数の工学モデル(計算で検証) レーザ往復距離と伝播速度のモデル 本カードの独自演習条件・定義から導出。数値経路・単位・切上げをAで独立検算。;作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第374条第一号 p.108 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

選択肢1:誤りです。往復距離から2で割っていません。
選択肢2:誤りです。正しい24 mをさらに2で割っています。
選択肢3:誤りです。nsの換算を10⁻⁶ sとして1000倍にしています。
選択肢4:誤りです。nsの換算を10⁻¹² sとして1000分の1にしています。
選択肢5:正しいです。往復時間を片道の距離へ換算しています。

重要度:B 難易度:★2

問14 正しいもの

地上レーザの計測・座標化・内挿処理について、正しい説明を選んでください。

  1. 相似変換法に用いる標定点は、計測ごとに1点だけで準則の点数条件を満たします。
  2. 後方交会法に用いる標定点の標準点数は、1点以上です。
  3. 平面直角座標系で計測する場合は器械点・後視点法を原則とし、器械点と後視点にそれぞれ1点以上の標定点を用います。
  4. オリジナル点群の点数が不足したときは、内挿点で細密化すれば、追加の実測点として扱えます。
  5. 点群の取得品質は、対象までの距離や面に対する入射角が変わっても同じです。
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正解:3

正解は3です。平面直角系の計測と第368条の特定条件では器械点・後視点法が原則です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第370条第3項 p.107・第376条第5項 p.109 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第370条第3項第三号 p.107・第376条第5・6項 p.109 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第378条第2項 p.109・第383条 p.110 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第368・370・374条 p.106–108 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;国土地理院 地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)(平成30年3月、原理の説明のみ参照) 距離・入射角・反射強度の解説 https://www.gsi.go.jp/common/000198729.pdf

選択肢1:誤りです。相似変換法は4点以上です。
選択肢2:誤りです。後方交会法は3点以上です。
選択肢3:正しいです。第370・376条の方式と点数です。
選択肢4:誤りです。第378条は内挿処理による点群の細密化を禁止します。グリッドの内挿とは区別します。
選択肢5:誤りです。距離・入射角・反射特性等が計測品質へ影響します。


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