社会保険労務士 厚生年金保険法 択一式(初級) 第48問〜第50問|老齢厚生年金

重要度:A 論点:繰下げ

問48:老齢厚生年金の繰下げ受給に関する記述として、正しいものはどれか。

  • A:老齢基礎年金とは別々に繰り下げることができ、原則として66歳以後75歳までの間に請求できる。増額率は1か月当たり0.7%である。
  • B:老齢基礎年金と同時に繰り下げなければならず、66歳以後75歳までの間に請求する。
  • C:老齢基礎年金とは別々に繰り下げることができるが、繰下げの上限はすべての者について70歳である。
【第48問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。老齢基礎年金と老齢厚生年金は別々に繰下げを選択でき、原則として66歳以後75歳まで請求できる。【試験対策】昭和27年4月1日以前生まれ等は上限70歳となる経過措置がある。在職老齢年金で支給停止される部分や加給年金額は繰下げ増額の対象とならない。
・B:誤り。老齢基礎年金と老齢厚生年金を同時に繰り下げる必要はない。
・C:誤り。上限75歳が原則であり、70歳上限は一定の経過措置対象者に限られる。


重要度:A 論点:雇用保険との調整

問49:65歳になるまでの老齢厚生年金と雇用保険の基本手当との調整として、正しいものはどれか。

  • A:基本手当と年金額との差額だけが支給される。
  • B:求職の申込みをした月の翌月から基本手当の受給終了まで、加給年金額を含めて年金が全額支給停止される。
  • C:基本手当と65歳になるまでの老齢厚生年金は、いずれも全額併給される。
【第49問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:誤り。差額支給ではなく、原則として年金が全額支給停止される。
・B:正しい。求職の申込みをした月の翌月から受給終了まで、特別支給の老齢厚生年金等は加給年金額を含めて全額支給停止される。【試験対策】実際の基本手当の支給状況に応じて事後精算が行われることがある。
・C:誤り。基本手当との併給調整により、65歳になるまでの老齢厚生年金は支給停止される。


重要度:A 論点:雇用保険との調整

問50:令和7年4月1日以後に60歳に達した者が、高年齢雇用継続給付と65歳になるまでの老齢厚生年金を受ける場合の調整として、正しいものはどれか。

  • A:高年齢雇用継続給付と老齢厚生年金との間に調整はない。
  • B:高年齢雇用継続給付を受けられる間、老齢厚生年金は必ず全額支給停止される。
  • C:在職老齢年金による支給停止に加え、標準報酬月額の最大4%に相当する額が支給停止される。
【第50問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。高年齢雇用継続給付を受けられる場合には、年金との調整が行われる。
・B:誤り。基本手当との調整とは異なり、必ず全額支給停止となるわけではない。
・C:正しい。令和7年4月1日以後に60歳に達した者等は、在職老齢年金による停止に加えて、標準報酬月額の最大4%に相当する額が支給停止される。【試験対策】令和7年3月31日以前に支給要件を満たした経過措置対象者は最大6%である。


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