社会保険労務士 健康保険法 択一式(初級) 第54問〜第56問|保険給付

重要度:B 論点:傷病手当金

問54:傷病手当金と出産手当金の支給要件をともに満たす場合の取扱いとして、正しいものはどれか。

  • A:出産手当金が優先し、その額が傷病手当金の額より少ないときは差額が傷病手当金として支給される。
  • B:傷病手当金が優先し、その額が出産手当金の額より少ないときは差額が出産手当金として支給される。
  • C:両方の全額が併給される。
【第54問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。【試験対策】傷病手当金と出産手当金の要件を同時に満たす日は、出産手当金が優先する。ただし、出産手当金の日額が傷病手当金の日額より少ないときは、請求により差額が傷病手当金として支給される。
・B:誤り。優先されるのは傷病手当金ではなく出産手当金である。
・C:誤り。両方の全額が重複して支給されることはない。


重要度:B 論点:傷病手当金

問55:同一の傷病により障害厚生年金を受けることができる場合の傷病手当金との調整として、正しいものはどれか。

  • A:原則として傷病手当金は支給されないが、障害厚生年金の月額が傷病手当金の日額より少ないときは差額が支給される。
  • B:原則として傷病手当金は支給されないが、障害厚生年金の年額(同一事由の障害基礎年金が併給されるときはその合算額)を360で除した額が傷病手当金の日額より少ないときは差額が支給される。
  • C:障害厚生年金と傷病手当金は、調整されずにいずれも全額支給される。
【第55問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:誤り。年金額は月額ではなく、年額を360で除して日額へ換算して比較する。
・B:正しい。【試験対策】同一傷病による障害厚生年金を受けられるときは傷病手当金を原則停止する。障害厚生年金1級・2級に同一事由の障害基礎年金が併給される場合は両年金の合算年額を360で除し、その日額が傷病手当金より少なければ差額を支給する。
・C:誤り。同一傷病に基づく給付であるため、法定の調整が行われる。


重要度:A 論点:出産手当金

問56:出産手当金が支給される期間として、正しいものはどれか。

  • A:出産の日以前42日(多胎妊娠の場合は98日)から出産の日後42日まで
  • B:出産の日以前56日(多胎妊娠の場合は98日)から出産の日後42日まで
  • C:出産の日以前42日(多胎妊娠の場合は98日)から出産の日後56日まで
【第56問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。産後期間は42日ではなく56日である。
・B:誤り。単胎妊娠の産前期間は56日ではなく42日である。
・C:正しい。【試験対策】産前42日、多胎妊娠98日、産後56日であり、出産日は産前期間に含まれる。実際の出産が予定日より遅れた場合は、出産予定日前42日等から実際の出産日までの遅延期間も支給対象となる。


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