2級建築施工管理技士 施工管理法 一問一答・四肢択一(全12問)|材料の保管・取扱い

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2級建築施工管理技士 第一次検定「施工管理法」のうち、材料の保管・取扱いの問題です(重要度A)。一問一答8問 → 四肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★☆☆

問1:公共建築工事標準仕様書によれば、高力ボルトのセットは、受入れ時に数量と種類を確認するため、工事現場への搬入後ただちに包装を開封し、種類ごとに仕分けて保管する。

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正解:×

高力ボルトのセットは、未開封の状態で工事現場に搬入し、包装は使用の直前に開封します。搬入後ただちに開封して保管するのではありません(標準仕様書7.4.4(1))。


重要度:A 難易度:★★☆

問2:公共建築工事標準仕様書によれば、鉄骨工事に用いる溶接材料のうち、吸湿の疑いがあるものは、その種類に応じた条件で乾燥した後に使用する。

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正解:○

吸湿等のある溶接材料は原則として使用しませんが、吸湿の疑いがあるものは、その種類に応じた条件で乾燥した後に使用できます(標準仕様書7.6.4(3)ただし書)。


重要度:A 難易度:★★☆

問3:公共建築工事標準仕様書によれば、補強コンクリートブロック造に用いるブロックは、積む際にモルタルの水分を吸わせないよう、搬入後は雨掛かりのある場所に置いて十分に吸水させた状態で保管する。

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正解:×

ブロックは、種類により区分し、雨水を吸水しないように適切な養生を行って保管します(標準仕様書8.2.2(5))。モルタルと接する面に適度な水湿しを行うのは積む際の作業であり(8.2.7(2))、保管中に雨水を吸わせることではありません。


重要度:A 難易度:★☆☆

問4:公共建築工事標準仕様書によれば、搬入した材料のうち、破損や変質等により工事に使用することが適当でないと監督職員の指示を受けたものは、直ちに工事現場外に搬出する。

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正解:○

搬入した材料のうち、破損・変質等により使用が適当でないと監督職員から指示されたものは、直ちに工事現場外へ搬出します(標準仕様書1.4.6)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問5:公共建築工事標準仕様書によれば、鉄骨工事のアンカーボルトは、ねじ部の損傷、錆の発生、汚損、コンクリートの付着等を防ぐため、布やビニルテープ等を巻いて養生する。

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正解:○

アンカーボルトは、衝撃等で有害な曲がりが生じないように取り扱い、ねじ部は布・ビニルテープ等を巻いて、損傷・錆・汚損・コンクリートの付着を防ぎます(標準仕様書7.10.3(4))。


重要度:A 難易度:★☆☆

問6:公共建築工事標準仕様書によれば、木工事の造作材及び仕上材の集積場所は、含水率を下げるため、直射日光の当たる場所とする。

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正解:×

造作材・仕上材の集積場所は、直射日光、高温、多湿等の場所を避けます(標準仕様書12.1.6(2))。


重要度:A 難易度:★☆☆

問7:公共建築工事標準仕様書によれば、塗料をふき取った布など、自然発火を起こすおそれのあるものは、翌日の作業開始前にまとめて処分すればよい。

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正解:×

塗料をふき取った布や塗料の付着した布片等で自然発火のおそれのあるものは、作業終了後、直ちに必要な措置を講じます(標準仕様書18.1.6(5))。翌日まで放置してはいけません。


重要度:A 難易度:★☆☆

問8:公共建築工事標準仕様書によれば、コイル状の鉄筋は、鉄筋に損傷を与えないようにして直線状態にしてから使用する。

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正解:○

コイル状の鉄筋は、直線状態にしてから使用し、その際に鉄筋に損傷を与えないようにします(標準仕様書5.3.1(3))。

四肢択一

重要度:A 難易度:★★☆

問9:公共建築工事標準仕様書による材料の保管及び取扱いに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. 包装を開封して使用しなかった高力ボルトのセットは、再び包装して保管する。
  2. 締付け機器の調整に用いた高力ボルトは、本接合には使用しないが、他の締付け機器の調整には再使用できる。
  3. 手すりや段板などのプレキャストコンクリート製品は、汚れ、ねじれ、ひび割れ、破損等が生じないよう貯蔵する。
  4. 搬入した材料は、工事に使用するまで、破損、変質等がないよう保管する。
【第9問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。試験や締付け機器の調整に用いた高力ボルトは、本接合に使用しないだけでなく、試験や機器の調整にも再使用しません(標準仕様書7.4.4(3))。したがって2が不適当です。

1:適当。開封して使わなかったセットは再び包装して保管します(標準仕様書7.4.4(2))。

2:不適当。試験・調整に用いた高力ボルトは、本接合にも、試験・調整にも再使用しません(標準仕様書7.4.4(3))。

3:適当。簡易なプレキャストコンクリート製品は、汚れ・ねじれ・ひび割れ・破損等が生じないよう貯蔵します(標準仕様書20.3.3(7))。

4:適当。搬入材料は、使用するまで破損・変質等がないよう保管します(標準仕様書1.4.6)。


重要度:A 難易度:★★☆

問10:公共建築工事標準仕様書による材料の取扱いに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. 被覆剤がはく脱した溶接棒は、種類に応じた条件で乾燥させれば使用できる。
  2. 有害な曲がりのある鉄筋は、加熱して曲がりを修正すれば使用できる。
  3. 塗装を行う場所は、溶剤の揮発を抑えるため、換気をせずに閉め切って作業する。
  4. 断熱材打込み工法に用いる断熱材は、日射、温度、湿度等の影響による変質を受けないよう適切な養生を行って保管する。
【第10問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。断熱材打込み工法の断熱材は、日射・温度・湿度等の影響で変質しないよう、適切な養生を行って保管します(標準仕様書19.9.3(1)(ウ))。したがって4が適当です。

1:不適当。被覆剤のはく脱があるものは使用しません。乾燥した後に使用できるのは「吸湿の疑い」があるものです(標準仕様書7.6.4(3))。

2:不適当。有害な曲がり・損傷等のある鉄筋は使用しません(標準仕様書5.3.1(2))。なお、鉄筋の加工は常温で行います(同(1))。

3:不適当。塗装を行う場所は、換気に注意して溶剤による中毒を起こさないようにします(標準仕様書18.1.6(4))。

4:適当。標準仕様書19.9.3(1)(ウ)のとおりです。


重要度:A 難易度:★★☆

問11:公共建築工事標準仕様書による材料の保管及び取扱いに関する次の記述a〜dのうち、適当なものはいくつあるか。
a.塗料、シーリング材、接着剤等の化学製品を取り扱う場合は、製造所が作成した安全データシート(SDS)を常備し、ラベル等により化学品の情報を作業場内に表示する。
b.木工事の造作材及び仕上材は、ハトロン紙やビニル加工紙等で包装するなど、汚損等を生じないよう養生する。
c.ガス圧接に用いる酸素及びアセチレンの容器は、容器内のガスが冷えないよう、直射日光の当たる場所に置く。
d.金属製品は、必要に応じて、ポリエチレンフィルム等で養生を行い搬入する。

  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 4つ
【第11問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。適当なものは a・b・d の3つです。c は、酸素・アセチレン容器を直射日光等から保護するという規定に反します(標準仕様書1.3.10(2)、12.1.6(1)、5.4.8(2)、14.1.4(1))。

1:誤り。適当なものは3つです。

2:誤り。適当なものは3つです。

3:正しい。a(1.3.10(2))、b(12.1.6(1))、d(14.1.4(1))が適当で、c(5.4.8(2):容器は直射日光等から保護し、適切な温度を保つ)が不適当です。

4:誤り。c は不適当です。


重要度:A 難易度:★☆☆

問12:公共建築工事標準仕様書による仕上げ材料の取扱いについて、次の文の(A)・(B)に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「ビニル床シートは、張付けに先立ち(A)を行い、巻きぐせを取る。また、ガラスのはめ込み後は、建築物の完成期日の直前に行う(B)まで、破損等が生じないよう、適切な表示、養生等を行う。」

  1. A:仮敷き B:清掃
  2. A:仮敷き B:シーリング材の充填
  3. A:本敷き B:清掃
  4. A:本敷き B:シーリング材の充填
【第12問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。ビニル床シートは張付けに先立ち仮敷きを行って巻きぐせを取ります(標準仕様書19.2.3(2)(ア))。ガラスは、はめ込み後、完成期日直前の清掃まで、表示・養生等で破損を防ぎます(標準仕様書16.14.4(3)(ア)(イ))。

1:正しい。

2:誤り。Bはシーリング材の充填ではなく清掃です。

3:誤り。Aは本敷きではなく仮敷きです。

4:誤り。Aは仮敷き、Bは清掃です。

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