ITパスポート 技術要素 情報デザインとユニバーサルデザイン・画面設計

情報デザインは、目的や受け手の状況に応じて、伝えたい情報を正確で分かりやすく整理・表現するための考え方や手法です。ITパスポートでは、考え方の用語と画面部品の使い分けが問われます。

情報を分かりやすく伝える工夫

  • ピクトグラム:非常口マークのように、言葉に頼らず図記号で意味を伝える
  • インフォグラフィック:情報やデータを図解で視覚的に表現
  • 構造化:見出しの階層化やグルーピングで情報を整理する

情報を整理する原則

  • デザインの4原則:関連する要素を近づける近接、位置をそろえる整列、同じ役割に同じ体裁を使う反復、重要な要素に差をつける対比。この4つを意識するだけで伝わりやすさが変わります
  • LATCHの法則:情報の整理軸を、位置(Location)・Alphabet(アルファベット順。日本語では五十音順など)・時間(Time)・分野(Category)・階層や量の大小(Hierarchy)の5つに整理した考え方
  • シグニファイア:「押せそう」「動かせそう」など、その物をどう扱えばよいかを利用者に気づかせる手がかり。ボタンの見た目や矢印などが該当します

ユニバーサルデザインと関連概念

ユニバーサルデザインは、年齢・障害の有無・言語などにかかわらず、最初からできる限り多くの人が快適に利用できるように設計する考え方です。主に既にある障壁を後から取り除くバリアフリーとは、重なる部分もありますが力点が異なります。

  • アクセシビリティ:高齢者や障害者を含め、情報やサービスを支障なく利用できる度合い。画像への代替テキスト、文字サイズ変更、十分な色のコントラストなどで高める
  • ユーザビリティ:利用者にとっての使いやすさ・目的達成の効率や満足度
  • UX:利用を通じて得られる体験全体

画面設計とインタフェース

アイコンやボタンを視覚的に操作するのがGUIです。部品は目的で使い分けます。

部品 用途
ラジオボタン 複数の選択肢から1つだけ選ばせる
チェックボックス 複数選択を許す
プルダウンメニュー 一覧から選ばせ、入力ミスや表記ゆれを防ぐ

入力時の検査(入力チェック)やデフォルト値の提示は誤入力を減らします。削除などの重要操作には確認画面や取り消し機能を設けるなど、誤操作しても回復できる設計がユーザビリティを高めます。

利用者の要求を出発点に、試作と評価を繰り返しながら改善していく設計の進め方を人間中心設計といいます。

Webの画面設計

  • CSS:文字の大きさや色、配置などの見た目を指定する仕組み。内容(HTML)と見た目を分けて管理できます
  • レスポンシブWebデザイン:画面の幅に応じてレイアウトを自動的に切り替え、パソコンでもスマートフォンでも見やすくする手法
  • モバイルファースト:スマートフォンでの利用を先に想定して設計し、そこから大きな画面へ広げていく考え方

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