ITパスポート 技術要素 ネットワークの基礎 LAN・機器・無線LAN

ネットワークの学習は、「つなぐ範囲」「つなぐ機器」「つなぐルール」の3つに分けると整理しやすくなります。

LANとWAN

建物内など限られた範囲のネットワークがLAN、遠隔地同士を結ぶのがWANです。有線LANの標準規格はイーサネット、無線LANの相互接続の認証名がWi-Fiです。

ネットワークをつくる機器

  • リピータハブ:LAN内で複数の機器をつなぐ集線装置。届いた信号をそのまま全ポートへ流します
  • スイッチ(スイッチングハブ):宛先を判断して必要なポートだけへ転送する集線装置。現在の主流です
  • ルータ:異なるネットワーク同士を中継し、経路を選択
  • デフォルトゲートウェイ:LAN外への通信を最初に送る先として設定する宛先。その役割は通常ルータが担当
  • VLAN:同じLAN配線やスイッチの中に、仮想的に複数のネットワークを分ける仕組み。部署ごとに通信を分離できます
  • プロキシ:内部の機器に代わって外部と通信する中継役。アクセスの制御・記録や、一時保存による効率化に使われます
  • アクセスポイント:無線端末をネットワークへ接続

無線LANの基礎と注意点

接続先のネットワークを識別する名前がSSIDです。電波は第三者にも届くため、盗聴対策として暗号化(WPA2/WPA3)が必須です。SSIDを隠すステルス化だけでは通信は守れません。他人の無線LANを許可なく利用すべきではありません。特にアクセス制御を破って接続する行為は、不正アクセスとして法令違反になるおそれがあります。

モバイル・IoTの通信

5Gの特徴は「高速大容量・低遅延・多数同時接続」。IoTのセンサー通信には、省電力で広域をカバーするLPWAや、近距離低電力のBLEが使われます。スマートフォン経由で他の機器をネットにつなぐ機能がテザリングです。

通信の方式とプロトコル

通信の取り決めがプロトコルです。標準化された同じプロトコルに従うことが、異なるメーカーの機器を相互接続するための前提になります。インターネットはデータを小分けにして送るパケット交換方式で、1つの回線を複数の通信で共有できます。

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