ITパスポート 技術要素 択一式(応用) 第16問〜第20問|セキュリティ

重要度:B 論点:セキュリティ

問16:パスワードリスト攻撃への対策として、利用者が行うべきことのうち最も適切なものはどれか。

  • A:サイトごとに異なるパスワードを設定する
  • B:覚えやすいように全サイトで同じパスワードを使う
  • C:パスワードを付箋に書いてディスプレイに貼っておく
  • D:辞書に載っている単語をそのままパスワードにする
【第16問:正解と解説】

正解:A

・A
正解。使い回しをやめれば、1か所の漏えいが他サイトの被害に波及しない。

・B
使い回しこそがパスワードリスト攻撃の被害を拡大させる。

・C
のぞき見(ショルダーハッキング等)で漏えいする危険な管理方法。

・D
辞書攻撃で容易に破られる弱いパスワードになる。


重要度:C 論点:セキュリティ

問17:ISMSのPDCAサイクルのうち、C(Check)に当たる活動はどれか。

  • A:情報セキュリティ対策の計画を立案する
  • B:対策を導入し、運用する
  • C:運用状況を監視し、内部監査などで点検する
  • D:点検結果に基づいて是正・改善する
【第17問:正解と解説】

正解:C

・A
計画の立案はP(Plan)。

・B
導入・運用はD(Do)。

・C
正解。監視・測定・内部監査などの点検活動がC(Check)。

・D
是正・改善はA(Act)。


重要度:C 論点:セキュリティ

問18:CSIRTの説明として、最も適切なものはどれか。

  • A:情報システムの設計・開発を専門に請け負い、運用も担う組織
  • B:セキュリティインシデントの発生時に対応する専門チーム
  • C:個人情報の保護体制を審査して認証を与える第三者機関
  • D:ネットワーク機器の通信規格を策定して公開する標準化団体
【第18問:正解と解説】

正解:B

・A
開発組織の説明であり、CSIRTではない。

・B
正解。インシデントの受付・分析・対応・再発防止を担うチーム。

・C
それはプライバシーマーク制度などの審査機関のイメージ。

・D
標準化団体の説明であり、CSIRTではない。


重要度:C 論点:セキュリティ

問19:ソーシャルエンジニアリングへの対策として、最も効果的なものはどれか。

  • A:最新のファイアウォールを導入して通信を制御する
  • B:従業員への教育・訓練を行い、ルールを徹底する
  • C:社内外の通信をすべて暗号化して盗聴を防ぐ
  • D:重要なデータのバックアップを毎日取得して保管する
【第19問:正解と解説】

正解:B

・A
人の心理を突く手口は、通信制御の技術では防ぎにくい。

・B
正解。人的な手口には、教育・訓練やルールの徹底といった人的対策が最も有効。

・C
暗号化は盗聴対策であり、だまし取られる行為は防げない。

・D
バックアップは復旧の備えで、情報のだまし取りは防げない。


重要度:C 論点:セキュリティ

問20:ハッシュ関数の性質として、最も適切なものはどれか。

  • A:ハッシュ値から元のデータを復元できる
  • B:同じデータからは、計算するたびに異なるハッシュ値が得られる
  • C:元のデータが1文字でも変わると、ハッシュ値は大きく変化する
  • D:復号鍵を使えば、ハッシュ値を元のデータに戻せる
【第20問:正解と解説】

正解:C

・A
一方向性があり、ハッシュ値から元データは事実上復元できない。

・B
同じデータからは常に同じ値が得られる。だからこそ改ざん検知に使える。

・C
正解。わずかな変更で値が大きく変わるため、改ざんの検知に有効。

・D
ハッシュは暗号化ではないので、復号という概念がない。


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