固定資産の除却・廃棄 一問一答 第6問〜第10問

重要度:A 論点:除却損の計算式 2027年度から

問6(語句選択)

処分価値がある固定資産を除却した場合の固定資産除却損の求め方として適切なのはどちらか。

ア.帳簿価額 − 処分価値 イ.取得原価 − 処分価値

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正解:ア.帳簿価額 − 処分価値

解説 差し引くのは帳簿価額からです。取得原価から差し引くと、すでに費用にしてきた減価償却累計額の分まで損失に含めてしまいます。

検算:処分価値 + 固定資産除却損 = 帳簿価額 になっているかを確認してください。


重要度:A 論点:期中除却と当期分の減価償却 2027年度から

問7(○×)

固定資産を期中に除却する場合、期首から除却日まで使用していた期間の減価償却を先に反映してから、除却時点の帳簿価額を求める。

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正解:○

解説 期中に除却する資産も、期首から除却日までは事業で使用しています。 その期間分の減価償却を計上してから帳簿価額を求めます。

当期分を反映しないまま計算すると、帳簿価額が過大になり、除却損も過大になります。

[関連単元] 減価償却の計算方法そのものは C07-T03 で扱います。


重要度:A 論点:廃棄時の科目(除却損に統一) 2027年度から

問8(○×)

固定資産を廃棄した場合の損失は、固定資産除却損として処理する。

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正解:○

解説 除却でも廃棄でも、正解の科目は固定資産除却損に統一します。

「固定資産廃棄損」という科目名は採点上許容される表記として扱われる場合がありますが、標準的な科目は固定資産除却損です。


重要度:A 論点:減価償却累計額の取り除き方 2027年度から

問9(二択)

備品を除却するとき、備品減価償却累計額を帳簿から取り除くために記録する側はどちらか。

ア.借方  イ.貸方

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正解:ア.借方

解説 減価償却累計額は貸方に残高がある勘定です。これを取り除くには反対側の借方に記入します。

同時に、備品(資産)の取得原価は貸方に記入して取り除きます。

なお、使う科目は「減価償却累計額」という総称ではなく、資産名を冠した「備品減価償却累計額」です。


重要度:A 論点:除却の処理手順 2027年度から

問10(語句選択)

固定資産を除却するときの基本的な処理の流れとして適切なのはどちらか。

ア.必要なら除却日までの減価償却を反映し、帳簿価額を求め、処分価値があれば貯蔵品とし、残額を固定資産除却損とする イ.取得原価の全額を固定資産除却損とする

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正解:ア

解説 取得原価の全額が損失になるわけではありません。 すでに費用にしてきた減価償却累計額の分は、あらためて損失にしません。

イの処理では、同じ金額を二重に費用にしてしまいます。


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