貸借平均の原理 一問一答 第1問〜第5問


重要度:A 論点:貸借平均の原理の定義

問1(○×)

貸借平均の原理とは、借方に記録した金額の合計と、貸方に記録した金額の合計が一致するという性質のことである。

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正解:○

解説 貸借平均の原理は「借方合計=貸方合計」と表されます。1本の仕訳についても、複数の仕訳を集計した場合についても成り立ちます。


重要度:A 論点:貸借が一致する理由(会計等式との区別)

問2(二択)

仕訳の借方合計と貸方合計が一致する根拠として適切なのはどちらか。

A:1つの取引を借方と貸方の両面から同額で記録するから B:会社の資産が負債よりも多いから

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正解:A(1つの取引を借方と貸方の両面から同額で記録するから)

解説 貸借が一致するのは、複式簿記が1つの取引を2つの側面から記録する仕組みだからです。 Bが誤りやすい理由:貸借対照表の「資産=負債+純資産」という形と混ざるためですが、資産と負債の大小は貸借一致の根拠とは関係がありません。負債のほうが多い会社であっても、複式記入の形式に従って借方・貸方へ同額を記録していれば、借方合計と貸方合計は一致します。


重要度:A 論点:複合仕訳と貸借一致

問3(○×)

1つの仕訳では、借方に記録する勘定科目の数と貸方に記録する勘定科目の数が同じでなければならない。

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正解:×

解説 そろえる必要があるのは科目の数ではなく、金額の合計です。たとえば借方が2科目・貸方が1科目でも、借方合計と貸方合計が同額であれば貸借平均の原理を満たします。このように片側に複数の科目が並ぶ仕訳を複合仕訳といいます。


重要度:A 論点:複数仕訳の集計と貸借一致

問4(○×)

1本ずつの仕訳では借方合計と貸方合計が一致するが、複数の仕訳をまとめて集計すると一致しなくなる。

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正解:×

解説 1本1本の仕訳がそれぞれ貸借一致しているのなら、それらをすべて集計した合計も一致します。この性質があるため、記録全体を集計して点検することができます。


重要度:A 論点:貸借不一致が示すこと

問5(二択)

記録を集計した結果、借方合計と貸方合計が食い違っていた。とるべき対応として適切なのはどちらか。

A:記録・転記・集計のどこに誤りがあるかを確認する B:合計がそろうように差額を書き加える

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正解:A(記録・転記・集計のどこに誤りがあるかを確認する)

解説 貸借が一致しない場合は、記録・転記・集計のどこかに誤りがないか確認します。片側だけ金額を書き間違えた、片側の科目を書き落とした、転記を片側だけ漏らした、集計時に加減算を誤った、といった原因が考えられます。 Bが誤りやすい理由:見た目の数字はそろいますが、原因となった誤りが残ったままになります。差額を埋めるのではなく、原因を確認して正しい記録へ直します。



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