基本情報技術者 コンピュータシステム 択一式(応用) 第6問〜第10問|コンピュータ構成要素

重要度:B 論点:コンピュータ構成要素

問6:SRAMと比較したときのDRAMの特徴として、適切なものはどれか。

  • A:記憶内容を保持するために、定期的なリフレッシュ動作が必要である
  • B:フリップフロップで構成されており、アクセス速度が速いためキャッシュメモリに使われる
  • C:電源を切っても記憶内容が保持される、不揮発性のメモリである
  • D:読出し専用のメモリであり、製造時に書き込まれた内容は変更できない
【第6問:正解と解説】

正解:A

・A
正解。DRAMはコンデンサの電荷で情報を記憶するため、電荷が失われる前に再書込みするリフレッシュ動作が必要である。集積度を高めやすく、主記憶に使われる。

・B
フリップフロップで構成され高速なのはSRAMであり、キャッシュメモリに使われる。

・C
DRAMもSRAMも電源を切ると内容が消える揮発性のメモリである。

・D
読出し専用で内容を変更できないのは、マスクROMの説明である。


重要度:C 論点:コンピュータ構成要素

問7:フラッシュメモリの説明として、適切なものはどれか。

  • A:電源を切ると記憶内容が失われる揮発性のメモリであり、コンピュータの主記憶に使われる
  • B:磁気を利用して回転するディスク上に記録する方式であり、機械的な可動部をもつ
  • C:読出し専用のメモリであり、一度書き込んだ内容の消去や書換えは一切できない
  • D:電気的に書換えができ、電源を切っても内容が保持され、SSDなどに使われる
【第7問:正解と解説】

正解:D

・A
電源を切ると内容が失われて主記憶に使われるのは、DRAMの説明である。

・B
磁気と可動部を用いて記録するのは、磁気ディスク装置の説明である。

・C
フラッシュメモリは電気的に消去と書換えができるメモリである。

・D
正解。フラッシュメモリは不揮発性で電気的に書換えができる半導体メモリであり、SSD、USBメモリ、メモリカードなどに広く使われている。


重要度:B 論点:コンピュータ構成要素

問8:記憶装置をアクセス速度が速い順に並べたものとして、適切なものはどれか。

  • A:主記憶、キャッシュメモリ、レジスタ、磁気ディスク
  • B:レジスタ、主記憶、キャッシュメモリ、磁気ディスク
  • C:レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶、磁気ディスク
  • D:キャッシュメモリ、レジスタ、主記憶、磁気ディスク
【第8問:正解と解説】

正解:C

・A
主記憶はキャッシュメモリやレジスタより遅いため、先頭に置くのは誤りである。

・B
キャッシュメモリは主記憶より高速であるため、この並び順は誤りである。

・C
正解。CPU内部のレジスタが最も速く、キャッシュメモリ、主記憶、補助記憶(磁気ディスク)の順に遅くなる。速い記憶ほど容量当たりの価格は高い。

・D
レジスタはCPU内部にあり、キャッシュメモリより高速であるため、この並び順は誤りである。


重要度:C 論点:コンピュータ構成要素

問9:多数の画像を用いる機械学習で、大量の浮動小数点行列演算を大規模に並列実行して学習を高速化するために、CPUに加えて搭載するプロセッサとして、最も適切なものはどれか。

  • A:DMAコントローラ
  • B:GPU
  • C:DSP
  • D:TPM
【第9問:正解と解説】

正解:B

・A
DMAコントローラは、CPUを介さずに主記憶と周辺装置の間のデータ転送を行う回路であり、演算を並列に実行する装置ではない。

・B
正解。GPUは多数の演算コアをもち、同じ演算を大量のデータへ並列に適用する処理が得意なプロセッサである。本来の画像処理に加えて、行列演算を多用する機械学習の学習や推論の高速化にも広く用いられている。

・C
DSPは音声や信号のディジタル処理に特化したプロセッサであり、積和演算を高速に行うが、大規模な並列演算の用途では一般にGPUが用いられる。

・D
TPMは暗号鍵の保管や機器の完全性の検証を担うセキュリティ用のチップであり、演算処理を高速化するものではない。


重要度:C 論点:コンピュータ構成要素

問10:USBの特徴として、適切なものはどれか。

  • A:機器を接続するときは、必ずコンピュータの電源を切ってから作業する必要がある
  • B:1つのポートに接続できる機器は1台までであり、分岐して増やすことはできない
  • C:データ転送専用の規格であり、接続した機器へ電力を供給することはできない
  • D:動作中でも機器の抜き差しができ、ハブを使って複数の機器を接続できる
【第10問:正解と解説】

正解:D

・A
USBは動作中の抜き差し(ホットプラグ)に対応しており、電源を切る必要はない。

・B
USBハブを使うことで、1つのポートから複数の機器を接続できる。

・C
USBはバスパワーによって、接続した機器へ電力を供給できる。

・D
正解。USBはホットプラグに対応し、ハブによる分岐接続や機器への電力供給(バスパワー)ができる、周辺機器接続の標準的なインタフェースである。


コメント

タイトルとURLをコピーしました