宅地建物取引士 宅建業法 択一式(初級) 第149問〜第151問|報酬

重要度:A 論点:代理の報酬

問149:売買の代理の報酬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:代理の依頼者から受領できる報酬の上限は、媒介の場合の2倍である。
  • B:代理の依頼者から受領できる報酬の上限は、媒介の場合と同額である。
  • C:代理の場合、依頼者と相手方の双方から、それぞれ媒介の2倍の報酬を受領できる。
【第149問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。代理=媒介の2倍が上限。【試験対策】ただし双方から受領する場合の「合計」も媒介の2倍が上限(依頼者から2倍受け取ったら相手方からは受領不可)。「1件の取引から業者が受け取れる総額は媒介の2倍まで」と総枠で覚える。
・B:誤り。代理は媒介の2倍。
・C:誤り。双方からの合計も媒介の2倍が上限であり、それぞれ2倍(計4倍)は受領できない。


重要度:B 論点:広告費等の請求

問150:報酬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:宅建業者が自己の判断で行った通常の広告の費用は、報酬とは別に依頼者に請求できる。
  • B:依頼者の依頼によって行った広告の料金に相当する額は、報酬とは別に受領できる。
  • C:案内に要した交通費は、依頼の有無を問わず報酬とは別に請求できる。
【第150問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:誤り。業者が自主的に行った広告の費用は報酬に含まれ、別途請求できない。
・B:正しい。「依頼者の依頼」による広告料金は例外的に別途受領可。【試験対策】報酬以外に受領できるのは「依頼者の依頼・特別の依頼による費用」だけ。分かれ目は常に『依頼があったか』の一点。
・C:誤り。依頼に基づかない費用は請求できない。


重要度:C 論点:不当高額報酬の要求

問151:報酬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:限度額を超える報酬を要求しても、実際に受領しなければ宅建業法違反とならない。
  • B:限度額を超える報酬を受領した場合のみ、罰則の対象となる。
  • C:不当に高額の報酬を要求する行為は、受領しなくても宅建業法違反となり、罰則の対象となる。
【第151問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。要求行為自体が禁止されている。
・B:誤り。不当に高額の報酬を要求する行為は、実際に受領しなくても宅建業法47条2号違反となり、1年以下の拘禁刑若しくは100万円以下の罰金又はその併科の対象となる(同法80条)。また、法定限度額を超える報酬を実際に受領した場合も、同法46条2項違反として100万円以下の罰金の対象となる(同法82条2号)。
・C:正しい。不当に高額の報酬を要求する行為は、受領の有無にかかわらず宅建業法47条2号違反となり、1年以下の拘禁刑若しくは100万円以下の罰金又はその併科の対象となる(同法80条)。なお、法定限度額を超える報酬を実際に受領した場合は、同法46条2項・82条2号により100万円以下の罰金の対象となる。


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