宅地建物取引士 宅建業法 択一式(初級) 第113問〜第115問|37条書面

重要度:A 論点:代金以外の金銭(37条)

問113:37条書面に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:代金以外の金銭の授受に関する定めがない場合でも、「定めなし」と記載しなければならない。
  • B:代金以外の金銭については、額と授受の目的を記載すれば足り、授受の時期の記載は不要である。
  • C:代金以外の金銭の授受に関する定めがある場合、その額・授受の時期・授受の目的を記載しなければならない。
【第113問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。任意的記載事項であり、定めがなければ記載自体が不要。
・B:誤り。「授受の時期」を除くのは35条の規律。37条では3点すべて記載する。
・C:正しい。37条では額・時期・目的の3点。【試験対策】35条(額・目的の2点)との差分「授受の時期」が最頻出。契約で時期まで確定するから37条には時期が入る、と趣旨で記憶する。定めがなければ記載不要(任意的記載事項)。


重要度:A 論点:解除・損害賠償予定(37条)

問114:37条書面に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:契約の解除に関する定めがあるときは、その内容を記載しなければならない。
  • B:損害賠償額の予定に関する定めがない場合でも、「定めなし」と記載しなければならない。
  • C:契約の解除に関する事項は、定めの有無にかかわらず記載しなければならない。
【第114問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。解除の定めは「あるとき」に記載する任意的記載事項。【試験対策】35条(定めの有無を問わず必ず説明)との対比がこの項目の存在意義。「定めなくても記載」の方向にずらす肢は35条の規律の持ち込みであり、書面名を確認して切る。
・B:誤り。定めがなければ記載不要(35条との違い)。
・C:誤り。「定めの有無にかかわらず」は35条の規律。37条は定めがあるときのみ。


重要度:B 論点:危険負担・租税公課

問115:売買・交換の37条書面における任意的記載事項に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:契約不適合責任に関する定めがあっても、37条書面に記載する必要はない。
  • B:固定資産税等の租税公課の負担に関する定めは、37条書面の記載事項ではない。
  • C:天災その他不可抗力による損害の負担(危険負担)に関する定めがあるときは、その内容を記載しなければならない。
【第115問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。売買・交換では、契約不適合責任についての定めおよびその責任の履行に関する保証保険契約等の措置について定めがあるときは、その内容を37条書面に記載する。
・B:誤り。売買・交換では、固定資産税等の租税その他の公課の負担に関する定めは、定めがあるときに記載する任意的記載事項に含まれる。
・C:正しい。危険負担の定めは任意的記載事項。【試験対策】任意的記載事項のリスト=「代金以外の金銭」「解除」「損害賠償予定・違約金」「ローン不成立時の措置」「危険負担」「契約不適合責任(+履行措置)」「租税公課の負担」。固定資産税の精算の定めは租税公課の典型例として頻出。


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