宅地建物取引士 宅建業法 択一式(初級) 第34問〜第36問|宅建士

重要度:A 論点:宅建士の独占事務

問34:宅建士でなければ行うことができない事務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:37条書面の交付は、宅建士でなければ行うことができない。
  • B:重要事項の説明および35条書面への記名は、宅建士でなければ行うことができない。
  • C:媒介契約書面(34条の2書面)への記名は、宅建士でなければ行うことができない。
【第34問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:誤り。37条書面について宅建士が行う必要があるのは「記名」であり、「交付」は宅建士でない従業者でもできる。行為の入れ替えに注意。
・B:正しい。重要事項の説明・35条書面の記名・37条書面の記名の3つが宅建士の独占事務。【試験対策】独占事務は「説明1つ+記名2つ」。交付はどの書面でも独占事務ではない。「交付も宅建士限定」とする入れ替えが定番。
・C:誤り。媒介契約書面に記名押印するのは「宅建業者」であり、宅建士ではない。書面ごとの記名主体の入れ替えは頻出のひっかけ。


重要度:B 論点:登録の要件

問35:宅建士の登録に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:宅建試験に合格した者は、実務経験がなくても、直ちに登録を受けることができる。
  • B:宅建試験に合格した者は、合格した日から1年以内に登録を申請しなければ、合格が無効となる。
  • C:宅建試験に合格した者が登録を受けるには、2年以上の実務経験を有するか、登録実務講習を修了するなど、2年以上の実務経験者と同等以上の能力を有すると認められることが必要である。
【第35問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。登録には実務経験2年以上または登録実務講習の修了が必要。
・B:誤り。合格は一生有効であり、登録申請の期限はない。架空の期限を設けるひっかけ。
・C:正しい。登録には、2年以上の実務経験を有するか、登録実務講習の修了などにより実務経験者と同等以上の能力を有すると認められることに加え、欠格事由に該当しないことが必要。【試験対策】登録は義務ではなく任意であり、合格自体に有効期限はない。登録先は試験を行った都道府県知事である。


重要度:A 論点:合格の効力

問36:宅建試験の合格に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:宅建試験の合格は一生有効であり、合格後の登録申請に期限は設けられていない。
  • B:宅建試験の合格は、合格した日から10年で効力を失う。
  • C:不正の手段で受験した者も、いったん合格すれば合格が取り消されることはない。
【第36問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。試験合格自体に有効期限はなく、合格後何年以内という登録申請期限もない。ただし、実際に登録を受ける時点では、実務経験等の要件を満たし、欠格事由に該当しないことが必要。【試験対策】「合格=無期限」「宅建士証=5年」「登録=消除されない限り有効」と整理する。
・B:誤り。合格に期限はない。10年は架空の数字。
・C:誤り。不正受験者は合格の取消し・受験禁止(3年以内)の対象となる。


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