社会保険労務士 雇用保険法 択一式(応用) 第13問〜第14問|総合

論点:総合

問13:雇用保険法に定める育児休業給付に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • A:育児休業給付金の額は、休業開始から終了まで一律100分の67である。
  • B:介護休業給付金は、休業開始日から通算して180日目までは100分の67、180日経過後は100分の50である。
  • C:育児休業給付金の額は、休業開始日から通算して180日目までは休業開始時賃金日額に支給日数を乗じた額の100分の67、180日経過後は100分の50である。
  • D:出生時育児休業給付金は、子の出生日から起算して8週間を経過する日の翌日までの期間内に、通算して56日を限度として取得した休業について支給される。
  • E:育児時短就業給付金の支給額は、時短中に支払われた賃金額の100分の13である。
【第13問:正解と解説】

正解:C

・A
【選択肢解説】一律67%であるのは介護休業給付金である。育児休業給付金は180日を境に50%へ逓減する。

・B
【選択肢解説】介護休業給付金は一律67%である。

・C
【論点】育児休業給付金の給付率(法61条の7)。【考え方】育児休業給付金は180日を境に67%から50%へ逓減する。これに対し介護休業給付金は休業開始から終了まで一律67%であり、逓減しない。この対比が最重要である。さらに令和7年4月1日施行の改正により、被保険者及びその配偶者の両方が子の出生直後に14日以上の育児休業を取得した場合には、最大28日間、13%が上乗せされる出生後休業支援給付金が新設され、合計80%となった。【選択肢解説】180日までが67%、以後が50%であるから、本記述は正しい。

・D
【選択肢解説】限度は28日である。

・E
【選択肢解説】育児時短就業給付金は賃金額の10%である。13%は出生後休業支援給付金の上乗せ率である。


論点:総合

問14:雇用保険法に定める雇用継続給付に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  • A:高年齢雇用継続基本給付金の支給要件の一つとして、被保険者であった期間が5年以上あることが必要である。
  • B:高年齢再就職給付金は、基本手当の支給残日数が200日以上ある場合には、再就職した日の属する月から2年を経過する日の属する月まで支給される。
  • C:高年齢再就職給付金と再就職手当は、同一の就職について併給することができない。
  • D:高年齢雇用継続基本給付金の最高支給率は、支給対象月の賃金額の100分の15である。
  • E:介護休業給付金は、同一の対象家族について通算93日を限度とし、3回まで分割して取得することができる。
【第14問:正解と解説】

正解:D

・A
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】法61条のとおりである。

・B
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】100日以上200日未満の場合は1年である。

・C
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】いずれか一方を選択する。

・D
【論点】高年齢雇用継続給付の縮小(令和7年4月1日施行)。【考え方】60歳到達日等が令和7年4月1日以後である者の最高支給率は賃金額の10%である。同日前に60歳到達日等を迎えた者には、最高15%の経過措置が適用される。【選択肢解説】最高支給率を一律15%とする記述は誤りであり、これが正解肢となる。

・E
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】法61条の4のとおりである。


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