重要度:B 論点:不動産登記法
問90:登記識別情報に関する次の記述のうち、不動産登記法の規定によれば、正しいものはどれか。
- A:同一人が複数の不動産の所有権を取得した場合、その者には全ての不動産に共通する一つの登記識別情報が通知される。
- B:登記識別情報を紛失した場合、登記名義人は登記所に再通知又は再発行を請求することができる。
- C:所有権移転登記が完了した場合、登記識別情報は新たに登記名義人となる買主ではなく、登記義務者である売主に通知される。
- D:登記識別情報は不動産及び登記名義人ごとに定められ、その登記によって申請人自らが登記名義人となる場合に原則として通知される。ただし、申請人が通知を希望しない旨を申し出た場合などには通知されず、一度通知された情報を紛失しても再発行されない。
【第90問:正解と解説】
正解:D
・A
【選択肢解説】誤り。登記識別情報は、登記名義人ごと、かつ不動産ごとに定められる。
・B
【選択肢解説】誤り。登記識別情報は再通知・再発行されない。
・C
【選択肢解説】誤り。通知先は、その登記によって登記名義人となる申請人であり、登記義務者ではない。
・D
【論点】登記識別情報の通知(不動産登記法21条)。【選択肢解説】正しい。通知を希望しない旨の申出などの例外があり、紛失時の再発行制度はない。これが正解肢。
重要度:B 論点:不動産登記法
問91:表示に関する登記及び権利に関する登記について、次のアからエまでの記述のうち、不動産登記法の規定によれば、正しいものはいくつあるか。
ア 新築建物の所有権を取得した者は、その所有権を取得した日から1か月以内に建物の表題登記を申請しなければならない。
イ 建物が滅失した場合、表題部所有者又は所有権の登記名義人は、滅失の日から1か月以内に滅失登記を申請しなければならない。
ウ 売買により土地の所有権を取得した者は、取得日から1か月以内に所有権移転登記を申請しなければならない。
エ 土地の一部を売却する予定がなくても、土地の形状が変わった場合は、所有者は必ず1か月以内に分筆登記を申請しなければならない。
- A:一つ
- B:二つ
- C:三つ
- D:四つ
【第91問:正解と解説】
正解:B
・A
【選択肢解説】誤り。正しい記述はア及びイの二つである。表題登記・滅失登記には1か月以内の申請義務がある。
・B
【論点】表示に関する登記の申請義務。【選択肢解説】正しい。ア及びイが正しく、ウ及びエが誤りであるため、正しいものは二つ。これが正解肢。
・C
【選択肢解説】誤り。正しい記述は二つである。売買による所有権移転登記は原則として任意であり、土地の分筆登記も一般的な1か月義務はない。
・D
【選択肢解説】誤り。正しい記述はア及びイの二つであり、四つ全てが正しいわけではない。

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