中小企業診断士 企業経営理論 一問一答 第109問〜第113問|経営資源・VRIO・コア能力

重要度:A 論点:3つの構成能力

問109:ティースはダイナミック・ケイパビリティを3つの能力に整理した。それぞれ何と呼ばれるか。

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感知(センシング、機会や脅威を捉える能力)・捕捉(シージング、機会を捉え資源を動員する能力)・変容(トランスフォーミング、組織・資源を再構成する能力)である。


重要度:A 論点:ケイパビリティの定義

問110:個別の経営資源そのものではなく、複数の資源を組み合わせて活用する組織的な能力を何というか。

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ケイパビリティ(組織能力)。資源そのものではなく、資源を効果的に結合・活用するプロセスや仕組みを指し、模倣困難性の源泉になりやすい。


重要度:B 論点:希少性と模倣困難性の違い

問111:VRIOにおける「希少性」と「模倣困難性」は、それぞれ何を判定する要件か。

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希少性は、現時点でその資源を保有する競合が少ないかどうかを判定する要件であり、模倣困難性は、将来にわたって競合がその資源を模倣・代替しにくいかどうかを判定する要件である。


重要度:B 論点:コア・コンピタンスとVRIOの関係

問112:コア・コンピタンスの3条件(顧客価値・模倣困難性・多市場展開可能性)は、VRIOの枠組みとおおむね対応関係にあるといえるか。

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はい。ただし完全に一対一で対応するわけではない。顧客価値への貢献は価値(V)、模倣困難性は模倣困難性(I)と対応しやすいが、多市場展開可能性はVRIOの特定1要素というより、資源の活用範囲や組織的活用と関連づけて理解する。


重要度:B 論点:見えざる資産と情報的経営資源

問113:「見えざる資産」は、経営資源の分類における情報的経営資源(第4の経営資源)とおおむね同じものを指すと考えてよいか。

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はい。ブランド・ノウハウ・組織文化など、貸借対照表に表れにくい情報的な経営資源を指す点で、両者はほぼ同じ内容を指す用語として用いられる。



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