危険物取扱者 乙4「法令」のうち、運搬の基準の問題です(大分類:運搬・移送・重要度A)。一問一答8問 → 五肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:指定数量未満の危険物を運搬する場合であっても、運搬の基準は適用される。
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正解:○
法16条の運搬の基準には数量の限定がなく、指定数量未満の危険物の運搬にも適用されます(法16条;政令28条〜30条)。
重要度:A 難易度:★★☆
問2:指定数量未満の危険物を運搬する場合は、運搬容器の外部に品名、数量等を表示する必要はない。
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正解:×
運搬の基準は指定数量未満の危険物の運搬にも適用されるため、運搬容器の外部に品名、危険等級、化学名、数量、注意事項を表示します(法16条;規則44条1項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問3:指定数量未満の危険物を車両で運搬する場合も、車両に「危」と表示した標識を掲げなければならない。
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正解:×
「危」の標識を掲げるのは、指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合です(政令30条1項2号;規則47条)。運搬の基準自体は指定数量未満にも適用されますが、標識・消火設備は指定数量以上の場合に限られます。
重要度:A 難易度:★☆☆
問4:液体の危険物は、運搬容器の内容積の98%以下の収納率であって、かつ、55度の温度において漏れないように十分な空間容積を有して運搬容器に収納する。
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正解:○
液体の危険物の収納率は98%以下で、かつ、55度で漏れないように十分な空間容積を有して収納します(規則43条の3第1項4号)。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:固体の危険物は、運搬容器の内容積の98%以下の収納率で運搬容器に収納する。
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正解:×
固体の危険物は、98%以下ではなく95%以下の収納率で収納します(規則43条の3第1項3号)。98%以下は液体の場合です。
重要度:A 難易度:★☆☆
問6:第4類の危険物の運搬容器の外部に表示する注意事項は、「火気厳禁」である。
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正解:○
第4類の危険物の注意事項は「火気厳禁」です(規則44条1項3号ニ)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問7:運搬容器を積み重ねる場合は、高さ4m以下としなければならない。
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正解:×
運搬容器を積み重ねる高さは、4m以下ではなく3m以下です(政令29条7号;規則46条の2第1項)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問8:運搬容器は、収納口を上方に向けて積載しなければならない。
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正解:○
運搬容器は、収納口を上方に向けて積載します(政令29条4号)。
五肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問9:法令上、危険物の運搬について、次のうち正しいものはどれか。
- 第4類の危険物は、第1類の危険物と混載することができる。
- 運搬容器の材質は鋼板に限られ、ガラスを用いることはできない。
- 第4類のうち特殊引火物は、日光の直射を避けるため遮光性の被覆で覆う。
- 第4類の水溶性の危険物であっても、運搬容器の外部に「水溶性」と表示する必要はない。
- 品名の異なる2以上の危険物を運搬する場合、それぞれの数量が指定数量未満であれば、指定数量以上の危険物の運搬とはみなされない。
【第9問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。第4類のうち特殊引火物は、遮光性の被覆で覆います(規則45条1項)。
1:誤り。第4類は第1類・第6類とは混載できません(政令29条6号;規則別表第四)。
2:誤り。運搬容器の材質は鋼板、アルミニウム板、ブリキ板、ガラスその他総務省令で定めるものです(政令28条1号)。
4:誤り。第4類の水溶性のものは「水溶性」と表示します(規則44条1項)。
5:誤り。それぞれの数量を指定数量で除した商の和が1以上となるときは、指定数量以上の危険物を運搬しているものとみなされます(政令30条2項)。
重要度:A 難易度:★★★
問10:法令上、指定数量未満の危険物を車両で運搬する場合について、次のうち誤っているものはどれか。
- 運搬容器の外部に、品名、数量等を表示する。
- 運搬容器を積み重ねる場合は、高さ3m以下とする。
- 液体の危険物は、運搬容器の内容積の98%以下の収納率で収納する。
- 第4類の危険物の運搬容器の外部には、注意事項として「火気厳禁」と表示する。
- 車両に、当該危険物に適応する消火設備を備えなければならない。
【第10問:正解と解説】
正解:5
正解は5です。運搬の基準は指定数量未満の危険物の運搬にも適用されますが、消火設備を備えるのは指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合です(政令30条1項4号)。
1:正しい。指定数量未満でも運搬の基準が適用されます(法16条;規則44条1項)。
2:正しい。政令29条7号;規則46条の2第1項。
3:正しい。規則43条の3第1項4号。
4:正しい。規則44条1項3号ニ。
5:誤り。消火設備は指定数量以上の場合に備えます。
重要度:A 難易度:★★★
問11:法令上、危険物の運搬について、次のA〜Eのうち、正しいものはいくつあるか。
A 指定数量未満の危険物の運搬には、運搬の基準は適用されない。
B 指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合は、当該危険物に適応する消火設備を備える。
C 類を異にする危険物の混載禁止の規定は、指定数量の10分の1以下の危険物については適用しない。
D 一の外装容器には、原則として、類を異にする危険物を収納することができる。
E 第4類のうち特殊引火物の危険等級は、危険等級Ⅱである。
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 5つ
【第11問:正解と解説】
正解:2
正解は2(B・Cの2つが正しい)です。
A:誤り。法16条には数量の限定がなく、指定数量未満の危険物の運搬にも運搬の基準が適用されます。
B:正しい。政令30条1項4号。
C:正しい。規則別表第四備考3。
D:誤り。一の外装容器には、類を異にする危険物を収納しません(告示で定める場合を除く。規則43条の3第1項5号)。
E:誤り。特殊引火物は危険等級Ⅰとされています(規則39条の2)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問12:法令上、次の文の(A)(B)に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合は、(A)の地が黒色の板に黄色の反射塗料等で「危」と表示した標識を、車両の(B)の見やすい箇所に掲げる。」
- A:0.6m平方 B:前後
- A:0.3m平方 B:左右
- A:0.6m平方 B:後方のみ
- A:0.3m平方 B:前後
- A:0.3m平方 B:前方のみ
【第12問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。標識は0.3m平方の地が黒色の板に黄色の反射塗料等で「危」と表示したもので、車両の前後の見やすい箇所に掲げます(政令30条1項2号;規則47条)。なお、標識は指定数量以上の場合に必要です。
1:誤り。Aは0.3m平方です。
2:誤り。Bは前後です。
3:誤り。Aは0.3m平方、Bは前後です。
5:誤り。Bは前後です。
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