危険物取扱者 乙4「法令」のうち、完成検査・完成検査前検査の問題です(大分類:手続き・重要度A)。一問一答8問 → 五肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:製造所等の設置の許可を受けた者は、設置をしたときは、市町村長等が行う完成検査を受け、技術上の基準に適合していると認められた後でなければ、これを使用してはならない。
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正解:○
完成検査で技術上の基準に適合していると認められた後でなければ、製造所等を使用することはできません(法11条5項本文)。
重要度:A 難易度:★★☆
問2:完成検査を受けようとする者は、その旨を所轄消防長又は消防署長に申請しなければならない。
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正解:×
完成検査の申請先は、所轄消防長又は消防署長ではなく市町村長等です(政令8条1項)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問3:完成検査の結果、技術上の基準に適合していると認められたときは、申請者に完成検査済証が交付される。
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正解:○
市町村長等は、基準に適合していると認めたときは、完成検査済証を交付します(政令8条3項)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問4:完成検査済証を亡失して再交付を受けた者が、亡失した完成検査済証を発見したときは、30日以内に再交付をした市町村長等に提出しなければならない。
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正解:×
提出期限は30日以内ではなく10日以内です(政令8条6項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:完成検査済証を汚損したことにより再交付を申請する場合は、申請書に当該完成検査済証を添えて提出する。
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正解:○
汚損又は破損による再交付申請は、申請書に当該完成検査済証を添えて提出します(政令8条5項)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問6:完成検査前検査の対象となるのは、固体の危険物を貯蔵し、又は取り扱うタンクを有する製造所等である。
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正解:×
対象は固体ではなく、液体の危険物を貯蔵し又は取り扱うタンク(液体危険物タンク)を有する製造所等です(政令8条の2第1項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問7:完成検査前検査において技術上の基準に適合していると認められた特定事項については、完成検査を受けることを要しない。
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正解:○
完成検査前検査で適合と認められた特定事項は、完成検査を受けることを要しません(法11条の2第3項)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問8:完成検査前検査は、完成検査を受けた後に受けなければならない。
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正解:×
完成検査前検査は、完成検査を受ける前に、工事の工程ごとに受けます(法11条の2第1項)。完成検査前検査で適合と認められた後でなければ、完成検査を受けることはできません(同条2項)。
五肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問9:法令上、完成検査前検査について、次のうち正しいものはどれか。
- 完成検査前検査は、工事が完了した後にまとめて1回だけ行われる。
- 容量が指定数量以上の液体危険物タンクを有しない製造所及び一般取扱所は、完成検査前検査の対象から除かれる。
- 基礎・地盤検査の対象となるのは、屋外タンク貯蔵所の液体危険物タンク(岩盤タンクを除く)で、容量が100キロリットル以上のものである。
- 完成検査前検査を受けようとする者は、所轄消防長又は消防署長に申請しなければならない。
- 水張検査で技術上の基準に適合していると認められたときは、完成検査済証が交付される。
【第9問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。容量が指定数量以上の液体危険物タンクを有しない製造所及び一般取扱所は、対象から除かれます(政令8条の2第1項括弧書)。
1:誤り。完成検査前検査は、工事の工程ごとに行われます(法11条の2第1項)。
2:正しい。政令8条の2第1項括弧書。
3:誤り。100キロリットル以上ではなく1,000キロリットル以上です(政令8条の2第3項1号)。
4:誤り。申請先は市町村長等です(政令8条の2第6項)。
5:誤り。水張検査・水圧検査で交付されるのは、完成検査済証ではなくタンク検査済証です(政令8条の2第7項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問10:法令上、完成検査及び完成検査前検査について、次のうち誤っているものはどれか。
- 完成検査前検査の種類には、基礎・地盤検査、水張検査、水圧検査、溶接部検査及び岩盤タンク検査がある。
- 水張検査及び水圧検査は、配管その他の附属設備を取り付ける前のタンク本体に関する工事の工程で行う。
- 完成検査前検査で特定事項が技術上の基準に適合していると認められた後でなければ、完成検査を受けることができない。
- 完成検査済証を亡失した場合は、居住地を管轄する都道府県知事に再交付を申請することができる。
- 市町村長等は、完成検査の申請があったときは、遅滞なく完成検査を行わなければならない。
【第10問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。完成検査済証の再交付は、居住地を管轄する都道府県知事ではなく、完成検査済証を交付した市町村長等に申請します(政令8条4項)。
1:正しい。政令8条の2第5項。
2:正しい。政令8条の2第3項2号・4号。
3:正しい。法11条の2第2項。
4:誤り。申請先は、交付した市町村長等です。
5:正しい。政令8条2項。
重要度:A 難易度:★★★
問11:法令上、完成検査及び完成検査前検査について、次のA〜Eのうち、正しいものはいくつあるか。
A 新たに設置した製造所等は、完成検査を受ける前でも、市町村長等に届け出れば使用することができる。
B 完成検査前検査は、工事の工程ごとに市町村長等が行う。
C 溶接部検査は、容量1,000キロリットル以上の屋外タンク貯蔵所のタンク(岩盤タンクを除く)に限って行われる。
D 汚損又は破損による完成検査済証の再交付の申請は、申請書に当該完成検査済証を添えて行う。
E 完成検査済証を亡失して再交付を受けた者が、亡失した完成検査済証を発見したときは、7日以内に再交付をした市町村長等に提出しなければならない。
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 5つ
【第11問:正解と解説】
正解:3
正解は3(B・C・Dの3つが正しい)です。
A:誤り。届出で使用することはできず、完成検査で基準に適合していると認められた後でなければ使用できません(法11条5項本文)。
B:正しい。法11条の2第1項。
C:正しい。政令8条の2第3項2号・5項。
D:正しい。政令8条5項。
E:誤り。7日以内ではなく10日以内です(政令8条6項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問12:法令上、次の文の(A)(B)に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「完成検査前検査のうち基礎・地盤検査は、屋外タンク貯蔵所の液体危険物タンク(岩盤タンクを除く)で容量が(A)以上のものが対象であり、水張検査又は水圧検査で技術上の基準に適合していると認められたときは(B)が交付される。」
- A:500キロリットル B:完成検査済証
- A:500キロリットル B:タンク検査済証
- A:1,000キロリットル B:完成検査済証
- A:10,000キロリットル B:タンク検査済証
- A:1,000キロリットル B:タンク検査済証
【第12問:正解と解説】
正解:5
正解は5です。Aは1,000キロリットル(政令8条の2第3項1号)、Bはタンク検査済証(政令8条の2第7項)です。
1:誤り。Aは1,000キロリットル、Bはタンク検査済証です。
2:誤り。Aは500キロリットルではなく1,000キロリットルです。
3:誤り。Bは完成検査済証ではなくタンク検査済証です。
4:誤り。Aは10,000キロリットルではなく1,000キロリットルです。
5:正しい。
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