ITパスポート 開発技術 開発手法の使い分け ウォーターフォールとアジャイル

開発手法は、ウォーターフォールとアジャイルの対比を軸に、関連用語をぶら下げて覚えます。

2大アプローチの対比

ウォーターフォール アジャイル
進め方 工程を順に進め、手戻りを抑える 短い反復を繰り返し、価値ある成果物を段階的に提供する
要件 最初に固める 変化を前提に優先順位を見直す
向く開発 要件が明確な大規模開発 仕様変更が頻繁な開発

この対比は一般的な傾向であり、規模だけで手法が一意に決まるわけではありません。要件の安定度、変更が見込まれる度合い、体制などを踏まえて選びます。

アジャイルの実践

アジャイル開発の考え方はアジャイルソフトウェア開発宣言にまとめられており、包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、といった価値を示します。これは文書が不要という意味ではなく、左に挙げた項目により価値を置くという考え方です。代表的な枠組みがスクラム。1か月以内の固定した長さの期間であるスプリントで、利用可能な価値ある成果物(インクリメント)を作り、毎日15分以内のデイリースクラムでスプリントゴールへの進捗を検査して当日の計画を調整し、スプリントの終わりにふりかえりで進め方を改善します。XPの実践には、2人1組で1つのコードを書くペアプログラミングがあります。

その他の手法・取組み

試作品で要求を確認するプロトタイピング、分割した部分ごとに設計・評価とリスク分析を繰り返しながら段階的に進めるスパイラルモデル、開発と運用が連携し、文化・プロセス・自動化によって迅速で信頼性の高い提供を目指すDevOps、既存ソフトを解析して設計情報を抽出するリバースエンジニアリング、変更を頻繁に統合し、自動のビルド・テストで問題を早期に検出する継続的インテグレーション(CI)も押さえましょう。

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