問6
決算日にUSD7,000の買掛金が未決済である。取引日レート¥143で帳簿価額は¥1,001,000、決算日レートは¥147である。決算時の正しい処理を選びなさい。
A. 買掛金を28,000円増額し、為替差損益28,000円を借方
B. 買掛金を28,000円減額し、為替差損益28,000円を貸方
C. 買掛金を1,029,000円増額する
D. 換算替えしない
解答を見る
解答・解説
正答: A
正答理由:7,000×147=1,029,000円。買掛金が28,000円増えるため、損失方向の為替差損益を借方にします。
誤答理由
- B:買掛金の円貨額は増えています。
- C:1,029,000円は換算後残高であり差額ではありません。
- D:未決済の外貨建買掛金は決算時換算します。
問7
取引時より決算時の円相場が1外貨あたり高くなった場合の一般的な方向として正しいものを選びなさい。対象は未決済の外貨建売掛金と買掛金である。
A. 売掛金は利益方向、買掛金は損失方向
B. 売掛金も買掛金も利益方向
C. 売掛金は損失方向、買掛金は利益方向
D. 売掛金も買掛金も換算しない
解答を見る
解答・解説
正答: A
正答理由:同じレート上昇でも、外貨建資産の売掛金は円貨額が増えて利益方向、外貨建負債の買掛金は円貨額が増えて損失方向です。
誤答理由
- B:買掛金増加は負担増で損失方向です。
- C:資産と負債の方向を逆にしています。
- D:両方とも金銭債権債務なので決算時換算します。
判断根拠:資産増加と負債増加では損益方向が反対になります。
検証:同じ外貨額ならレート上昇で円貨額が増えることを、資産・負債それぞれに当てはめます。
想定される誤り:レート上昇を一律に「利益」と判断することです。
問8
決算日に次の外貨建項目がある。①売掛金USD9,000(帳簿レート¥141、CR¥146)、②買掛金USD6,000(帳簿レート¥144、CR¥146)、③前払金USD3,000(取引日レート¥140)、④前受金USD2,000(取引日レート¥145)。決算時の正しい説明を選びなさい。
A. ①利益45,000円、②損失12,000円、③④換算なし、純額では利益33,000円
B. ①損失45,000円、②利益12,000円、③④換算なし、純額では損失33,000円
C. ①②③④すべてCR換算し、純額を求める
D. ①②も換算せず、③④だけCR換算する
解答を見る
解答・解説
正答: A
正答理由:①9,000×(146−141)=45,000円の利益、②6,000×(146−144)=12,000円の損失。前払金・前受金は換算しないため、純額は利益33,000円です。
誤答理由
- B:売掛金と買掛金の損益方向を逆にしています。
- C:前払金・前受金まで換算しています。
- D:換算対象を逆にしています。
判断根拠:まず金銭債権債務か、前払・前受かを分類します。
検証:45,000−12,000=33,000円。
想定される誤り:4項目をすべて同じレート処理にすることです。