宅地建物取引士 免除科目 択一式(初級) 第24問〜第26問|土地・建物

重要度:A 論点:切土・盛土

問24:造成地に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • A:盛土部は、切土部よりも地盤が安定している。
  • B:切土と盛土にまたがる造成地では、地盤の強度が異なるため不同沈下が生じやすい。
  • C:盛土をする場合、締固めを行わなくても地盤の強度に問題は生じない。
【第24問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:誤り。安定しているのは自然地盤を削った切土部。優劣の入れ替え。
・B:正しい。切盛境界の不同沈下は造成地の代表的リスク。【試験対策】造成地の3点=「切土○>盛土△」「切盛境界=不同沈下」「盛土は締固め・排水対策が必須」。盛土規制法(法令上の制限)の学習と地続きの内容なので、科目横断で一体的に覚えると効率的。
・C:誤り。締固め不十分な盛土は沈下・崩壊のおそれがある。


重要度:B 論点:地すべり地形・等高線

問25:地形の判読に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • A:等高線の間隔が密な場所は、傾斜が緩やかである。
  • B:等高線が山側に凸に張り出している部分は、尾根である。
  • C:過去に地すべりを起こした地形は、再び地すべりを起こす危険があるため、宅地に適していない。
【第25問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。等高線が密=傾斜が急。疎=緩やか、との入れ替え。
・B:誤り。山側(高い方)に凸は谷、谷側(低い方)に凸が尾根。凸の向きと地形の対応の入れ替え。
・C:正しい。地すべり跡地は再発リスクが高い。【試験対策】地すべり地形の特徴=「上部に滑落崖・中部に緩斜面や凹地(池・棚田)・下部に押出し」の馬蹄形。『一見なだらかで水田に使われている斜面』こそ地すべり跡の可能性、という直感に反するポイントが狙われる。


重要度:B 論点:山麓部・防災まとめ

問26:宅地の選定に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • A:山麓の緩やかな斜面は、土石流の堆積や地すべりの跡地である場合があり、地形の成り立ちの確認が必要である。
  • B:山麓部の緩斜面は、傾斜が緩やかであれば常に安全である。
  • C:低地の中では、後背湿地が最も宅地に適している。
【第26問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。緩斜面の「成因」の確認が不可欠。【試験対策】土地問題の解法=「見た目の傾斜ではなく、その地形が『何によってできたか』で判定する」。土石流堆積地・地すべり跡=過去の災害の産物=再発リスク。この一段深い判定軸を問うのが近年の出題傾向。
・B:誤り。傾斜が緩くても成因が危険(土石流堆積等)なら安全ではない。「常に」という全称表現。
・C:誤り。後背湿地は低地の中でも特に軟弱で不適。比較的良好なのは自然堤防。


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