重要度:A 論点:建物
問45:耐震構造・制震構造・免震構造の違いを述べよ。
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耐震構造=建物自体の強度・剛性で地震力に耐える。制震構造=ダンパー等の制震装置で揺れのエネルギーを吸収する。免震構造=積層ゴム等を基礎と建物の間に設け、地震の揺れを建物に伝えにくくする。「耐える・吸収する・伝えにくくする」の3分類で整理する。既存建物への適用可否や改修の難易度は、建物の構造・基礎・採用する工法によって異なり、制震が常に最も容易とは限らない。
重要度:B 論点:建物
問46:ラーメン構造と壁式構造の違いを述べよ。
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ラーメン構造=柱と梁を剛接合した骨組みで支える構造で、開口部を大きく取りやすい。壁式構造=板状の耐力壁と床版を箱形に組んで支える構造で、原則として柱や梁を用いない。中低層の共同住宅に多く、室内に柱型・梁型が出にくい。トラスは三角形を基本単位とする骨組み、アーチは曲線状の部材で荷重を支持し、いずれも大空間に用いられる。
重要度:C 論点:建物
問47:コンクリートの中性化とは何か。建物にどのような影響があるか。
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空気中の二酸化炭素によりコンクリートのアルカリ性が表面から失われていく現象。中性化が鉄筋位置まで達すると鉄筋が錆びて膨張し、ひび割れ・かぶりの剥落など構造耐力の低下を招く。かぶり厚さの確保が中性化対策として重要。
重要度:C 論点:建物
問48:木材が腐朽する条件と、腐朽を防ぐための設計上の工夫を述べよ。
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腐朽菌は、水分・温度・酸素・栄養(木材)の条件がそろうと繁殖する。防ぐには、床下の換気口の設置や基礎パッキンによる通風確保、防腐処理された木材の使用、雨仕舞の徹底など、特に「水分を断つ」ことが重要。
重要度:A 論点:土地
問49:砂州・砂丘はどのような地盤であり、どのような災害に注意すべきか。
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砂州は波浪や沿岸流、砂丘は風によって運ばれた、粒径の比較的そろった砂が堆積してできた地形。周囲より高い部分は洪水に対して比較的安全な場合があるが、地下水位の浅い砂州、砂丘の縁辺部や砂丘間の凹地では、地震時の液状化に注意が必要。海岸部では高波・高潮による浸水リスクも確認する。
重要度:A 論点:土地
問50:既存の擁壁がある宅地や、工場跡地・埋立地を調査する際の主な注意点は何か。
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擁壁は高さだけで安全性を判断せず、ひび割れ・傾き・膨らみ、排水状態、水抜き孔の有無や詰まり、背面土の状況等を確認する。重力式擁壁は、擁壁自体の重量で背面からの土圧に抵抗する。工場跡地・埋立地等では、重金属や揮発性有機化合物などによる土壌汚染が問題となることがあるため、土地利用履歴や調査結果を確認する。
重要度:A 論点:建物
問51:建築に用いる鋼材について、炭素量、強度・硬さ、粘り、密度の関係を整理せよ。
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一般に鋼は炭素量が増えると強度・硬さが増す一方、粘りや溶接性が低下する傾向がある。したがって「炭素量が多いほど軟らかく、強度が小さい」は誤り。鋼材の密度は木材やコンクリートより大きいが、強度が高く、小さな断面の部材で荷重を負担できる。鋼材は熱に弱く、さびやすいため、耐火・防錆処理も重要である。

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