FP技能士3級 金融資産運用 計算問題 第1問〜第4問

重要度:B 論点:金融商品計算

問1:元本100万円を年利2%の単利で1年間預けた場合の税引後の利息額はいくらか。国内預貯金等の利子に対する税率は20.315%とし、計算途中で端数は生じないものとする。

【与件】
元本:1,000,000円
年利率:2%
運用期間:1年
利子に対する税率:20.315%

【第1問:正解と解説】

正解:15937円

計算式
税引前利息=元本×年利率×運用年数、税引後利息=税引前利息×(1-0.20315)

計算過程
1.求めるもの:税引後利息
2.税引前利息:1,000,000円×0.02×1=20,000円
3.税額:20,000円×0.20315=4,063円
4.税引後利息:20,000円-4,063円=15,937円
5.単位確認:円
6.正解:15,937円

税引前利息は1,000,000円×0.02×1年=20,000円。税額は20,000円×0.20315=4,063円であるため、税引後利息は20,000円-4,063円=15,937円となる。

間違いやすい点
2%を2のまま掛ける、税引前利息をそのまま答える、税率20.315%を元本へ直接掛ける誤りに注意する。


重要度:A 論点:金融商品計算

問2:表面利率(年)2.0%、残存年数4年の固定利付債を額面100円につき96円で購入した場合の最終利回り(単利・年率)は何%か。なお、税金・手数料等は考慮しないものとする。

【与件】
表面利率:年2.0%
購入価格:額面100円につき96円
残存年数:4年
償還価格:額面100円につき100円

【第2問:正解と解説】

正解:3.125%

計算式
最終利回り(%)={表面利率+(100-購入価格)÷残存年数}÷購入価格×100

計算過程
1.求めるもの:最終利回り(単利・年率)
2.使用する式:{表面利率+(100-購入価格)÷残存年数}÷購入価格×100
3.1年当たりの償還差益:(100-96)÷4=1.0
4.分子:2.0+1.0=3.0
5.計算:3.0÷96×100=3.125
6.端数処理:本問では割り切れ、端数は生じない
7.単位確認:%
8.正解:3.125%

最終利回りは、既発債を購入して償還まで保有した場合の利回りであり、{表面利率+(100-購入価格)÷残存年数}÷購入価格×100で計算する。1年当たりの償還差益1.0を表面利率2.0に加えた3.0を、購入価格96で割って100を乗じると3.125%となる。

間違いやすい点
分母に額面100円を用いる誤り(3.0÷100×100=3.0%)と、償還差益(100-96)を残存年数で割らずに分子へ入れる誤り({2.0+4.0}÷96×100=6.25%)が典型的。分母は購入価格、価格差は年数で割る。


重要度:A 論点:金融商品の計算

問3:5,000米ドルを購入する。適用するTTSが1米ドル=151.40円である場合、購入に必要な円貨額はいくらか。

【与件】
外貨額=5,000米ドル;TTS=151.40円/米ドル;手数料等は提示されたTTSに含まれるものとし、追加費用は考慮しない;端数なし

【第3問:正解と解説】

正解:757000円

計算式
必要円貨額=外貨額×TTS

計算過程
5,000米ドル×151.40円/米ドル=757,000円

円から外貨へ交換する代表計算は、外貨額×TTS等の適用レートである。5,000×151.40=757,000円。

間違いやすい点
TTSとTTBを逆にしない。外貨額を為替レートで割らず、円/米ドルの単位を確認して掛ける。


重要度:A 論点:ポートフォリオ

問4:資産Aを40%、資産Bを60%の構成比で組み入れたポートフォリオがある。資産Aの期待収益率が1.0%、資産Bの期待収益率が4.0%であるとき、このポートフォリオの期待収益率は何%か。

【与件】
資産Aの構成比:40%(期待収益率1.0%)
資産Bの構成比:60%(期待収益率4.0%)

【第4問:正解と解説】

正解:2.8%

計算式
ポートフォリオ期待収益率=各資産の構成比×各資産の期待収益率の合計

計算過程
1.求めるもの:ポートフォリオの期待収益率
2.使用する式:各資産の構成比×各資産の期待収益率の合計
3.数値代入:0.4×1.0%+0.6×4.0%
4.計算:0.4%+2.4%=2.8%
5.端数処理:本問では割り切れ、端数は生じない
6.単位確認:%
7.正解:2.8%

ポートフォリオの期待収益率は、各資産の構成比×各資産の期待収益率の合計(加重平均)で求める。0.4×1.0%+0.6×4.0%=0.4%+2.4%=2.8%となる。

間違いやすい点
構成比を使わず単純平均((1.0%+4.0%)÷2=2.5%)で計算する誤りと、構成比を取り違えて計算する誤り(0.6×1.0%+0.4×4.0%=2.2%)が典型的。各資産の構成比と期待収益率の対応を確認してから加重平均する。


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