FP技能士3級 金融資産運用 一問一答 第1問〜第5問

重要度:A 論点:経済・金融の基本

問1:GDP(国内総生産)は、国内で一定期間に新たに生産された財・サービスの付加価値の合計を表す代表的な経済指標である。

【第1問:正解と解説】

正解:○

GDPは、国内で一定期間に新たに生産された財・サービスの付加価値の合計を表す代表的経済指標である。「国内で」「一定期間に」「新たに生産された」「付加価値の合計」という各要素を正確に押さえることが重要である。

間違いやすい点
GDPの定義の要素をあいまいに覚え、他の経済指標(景気動向指数・日銀短観・マネーストック等)の説明と混同する誤りに注意する。


重要度:A 論点:経済・金融の基本

問2:日本銀行が国債買入れ等により行うオペレーションは、金融市場から資金を吸収する効果を持つ。

【第2問:正解と解説】

正解:×

日本銀行のオペレーションのうち、貸付けや国債買入れ等は金融市場へ資金を供給するものであり、資金を吸収するものではない。資金の吸収は、手形売出しや国債の買戻条件付売却等のオペレーションによって行われる。「買入れ等=供給、売出し等=吸収」という方向の対応を正確に区別する。

正しい記述
日本銀行による貸付けや国債買入れ等のオペレーションは、金融市場へ資金を供給する。金融市場から資金を吸収するのは、手形売出しや国債の買戻条件付売却等のオペレーションである。

間違いやすい点
買いオペ(買入れ等=資金供給)と売りオペ(売出し等=資金吸収)の方向の取り違えが典型的な誤り。日本銀行が市場から何かを「買う」ときは、その対価として市場へ資金が渡る(=供給)と整理すると覚えやすい。


重要度:A 論点:経済・金融の基本

問3:為替相場は、内外の金利差のほか、景気、需給、政策など複数の要因によって変動し得る。

【第3問:正解と解説】

正解:○

為替相場は、金利差・景気・需給・政策等の複数の要因で変動し得る。内外の金利差は為替を見るうえで重要な要因の一つだが、金利差だけで相場の方向が確実に決まるわけではなく、複数の要因をあわせて見ることが基本である。

間違いやすい点
金利差を「為替の方向を決める唯一の要因」と捉える誤り。金利差は重要な変動要因の一つであって、為替相場は複数の要因で変動し得るという理解を崩さない。


重要度:A 論点:投資信託

問4:投資信託の信託報酬は、購入時に販売会社へ一度だけ支払う費用であり、保有期間中に信託財産から継続的に差し引かれることはない。

【第4問:正解と解説】

正解:×

信託報酬は、投資信託の保有期間中、信託財産から継続的に差し引かれる運用管理費用である。購入時手数料とは負担される場面が異なる。

正しい記述
投資信託の信託報酬は、保有期間中、信託財産から継続的に差し引かれる運用管理費用である。

間違いやすい点
購入時手数料と信託報酬を混同しない。


重要度:A 論点:投資信託

問5:公社債投資信託は、約款上、株式を組み入れることができる投資信託である。

【第5問:正解と解説】

正解:×

公社債投資信託は、約款上、株式を組み入れず、公社債等を主な投資対象とする投資信託である。「株式を組み入れない」という点が定義の核心であり、株式を組み入れることができるという記述は誤りである。

正しい記述
公社債投資信託は、約款上、株式を組み入れず、公社債等を主な投資対象とする投資信託である。

間違いやすい点
「主な投資対象が公社債であれば、株式も一部組み入れられる」と考える誤りが典型的。公社債投資信託は約款上、株式を組み入れない。


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