重要度:A 論点:農林漁業用の例外
問10:開発許可に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- A:市街化調整区域内において、農業を営む者の居住用建築物の建築の用に供する目的で行う開発行為は、規模にかかわらず開発許可が不要である。
- B:市街化区域内において、農業用の畜舎の建築の用に供する目的で行う2,000㎡の開発行為は、開発許可が不要である。
- C:農産物の貯蔵に必要な建築物のための開発行為は、いかなる区域でも常に開発許可が必要である。
【第10問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正しい。市街化区域「以外」では農林漁業用建築物・農林漁業者の居住用建築物のための開発行為は許可不要。【試験対策】農林漁業例外は「市街化区域では使えない」が核心。市街化区域は農業よりも市街化を優先する区域だから、と趣旨で覚える。区域と例外の適用可否のマトリクスを頭に置く。
・B:誤り。市街化区域内では農林漁業例外の適用がなく、1,000㎡以上なので許可が必要。
・C:誤り。市街化区域以外の区域では許可不要となる。「いかなる区域でも常に」という全称表現のひっかけ。
重要度:A 論点:公益施設の例外
問11:開発許可が不要となる公益上必要な建築物に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- A:病院の建築の用に供する目的で行う開発行為は、開発許可が不要である。
- B:駅舎、図書館、公民館の建築の用に供する目的で行う開発行為は、区域・規模を問わず開発許可が不要である。
- C:小学校の建築の用に供する目的で行う開発行為は、開発許可が不要である。
【第11問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:誤り。病院は許可不要となる公益建築物に含まれず、許可が必要。最頻出のひっかけ対象。
・B:正しい。駅舎・図書館・公民館・変電所等は区域規模を問わず許可不要。【試験対策】「医・学・福は例外から外れた」=病院・学校・社会福祉施設は平成18年改正で許可必要に変わった(制度史トラップとして旧知識が誤り肢に使われる)。許可不要組の代表「駅・図書館・公民館・変電所」を確実に覚える。
・C:誤り。学校(小中高・大学)も許可不要の例外に含まれず、許可が必要。
重要度:B 論点:事業の施行としての例外
問12:開発許可に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- A:土地区画整理事業の施行として行う開発行為であっても、1ヘクタール以上であれば開発許可が必要である。
- B:非常災害のため必要な応急措置として行う開発行為には、開発許可が必要である。
- C:土地区画整理事業・市街地再開発事業の施行として行う開発行為や、非常災害の応急措置として行う開発行為は、開発許可が不要である。
【第12問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:誤り。事業施行としての開発行為は規模を問わず許可不要。面積の限定を付けるひっかけ。
・B:誤り。非常災害の応急措置は許可不要。緊急性が趣旨。
・C:正しい。面的整備事業の施行・災害応急措置・通常の管理行為等は許可不要。【試験対策】許可不要のグループを3系統で整理=「①面積が小さい」「②農林漁業(市街化区域以外)・公益施設」「③事業の施行・災害応急・軽易な行為」。肢がどの系統の例外を装っているかを見極める。

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