ITパスポート 技術要素 ネットワークの活用 メール・Web・通信サービス

ネットワークの知識は、メールの宛先指定や通信サービスの選択など、実生活に直結する形でも出題されます。

メールの宛先:To・Cc・Bcc

Toは主たる宛先、Ccは参考共有で、どちらも全受信者にアドレスが表示されます。Bccだけは他の受信者から見えません。互いに面識のない複数の相手への一斉送信はBccを使います。ToやCcに入れてしまうとアドレス漏えい事故になります。1つのアドレスに送ると登録者全員へ配信されるのがメーリングリストです。専用ソフトを用意せず、ブラウザだけで送受信できるサービスがWebメールです。

Webのしくみ

URLは情報の場所を示すものです。cookieはWebサイトがブラウザに保存させる情報で、ログイン状態の保持などに使われます。

通信サービスの用語

  • FTTH:光ファイバーの家庭向け高速回線
  • MVNO:自ら無線局を開設せず、MNO(大手通信事業者)から無線通信サービスを借りて提供する事業者(格安SIM)
  • MNP:電話番号を変えずに携帯会社を移れる制度
  • SIM:契約者情報を記録した物理カード。端末に挿して携帯電話回線を利用します
  • eSIM:端末に内蔵された領域へ契約情報(プロファイル)を書き込んで使う方式。物理カードの差し替えが不要です
  • キャリアアグリゲーション:複数の周波数帯を束ねて高速化
  • ハンドオーバー:移動中に基地局を自動で切り替え

転送時間の計算

通信速度の単位bpsは「1秒あたりのビット数」です。バイトではない点に注意しましょう(1バイト=8ビット)。例えば100Mビット/秒の回線で500Mバイトを送るなら、500×8=4,000Mビット÷100Mビット/秒=40秒です(伝送効率を100%とし、通信制御情報などその他の影響を考えない場合の理論値)。暗号化されていない公衆Wi-Fiでは盗聴のおそれがあるため、HTTPSやVPNなどの自衛策も忘れずに。

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