ITパスポート 技術要素 択一式(応用) 第6問〜第10問|セキュリティ

重要度:B 論点:セキュリティ

問6:公開鍵暗号方式で、機密のメッセージを相手に送るとき、暗号化に使う鍵はどれか。

  • A:送信者の秘密鍵
  • B:送信者の公開鍵
  • C:受信者の公開鍵
  • D:受信者の秘密鍵
【第6問:正解と解説】

正解:C

・A
送信者の秘密鍵で行うのはデジタル署名の作成。

・B
送信者の公開鍵で暗号化しても、復号できるのは送信者自身になってしまう。

・C
正解。受信者の公開鍵で暗号化すれば、対応する秘密鍵を持つ受信者だけが復号できる。

・D
受信者の秘密鍵は受信者が復号に使うもので、送信者は持っていない。


重要度:B 論点:セキュリティ

問7:PKI(公開鍵基盤)における認証局(CA)の役割として、最も適切なものはどれか。

  • A:デジタル証明書(電子証明書)を発行し、公開鍵の正当性を保証する
  • B:通信の暗号化に使う共通鍵を生成し、利用者どうしへ安全に配布する業務
  • C:最新のウイルス定義ファイルを作成し、利用者の端末へ配布する
  • D:利用者のパスワードを預かって保管し、必要なときに再発行する
【第7問:正解と解説】

正解:A

・A
正解。認証局は本人確認のうえデジタル証明書(電子証明書)を発行し、「この公開鍵は本人のもの」を保証する。

・B
共通鍵の配布は認証局の役割ではない。鍵交換はSSL/TLSなどの仕組みで行う。

・C
定義ファイルの配布はウイルス対策ソフトベンダの役割。

・D
パスワードの保管は認証局の役割ではない。


重要度:A 論点:セキュリティ

問8:二要素認証に該当する組合せとして、最も適切なものはどれか。

  • A:パスワードと秘密の質問
  • B:パスワードと指紋認証
  • C:ICカードとワンタイムパスワード用トークン
  • D:指紋認証と静脈認証
【第8問:正解と解説】

正解:B

・A
どちらも知識要素なので二要素にならない。

・B
正解。知識(パスワード)と生体(指紋)という異なる要素の組合せ。

・C
どちらも所持要素なので二要素にならない。

・D
どちらも生体要素なので二要素にならない。


重要度:C 論点:セキュリティ

問9:生体認証の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A:他人受入率を下げるように調整すると、本人拒否率が上がる傾向がある
  • B:体調やけが、経年変化の影響を受けることはなく、精度は常に一定である
  • C:登録した生体情報は、パスワードのように何度でも簡単に変更できる
  • D:生体認証を使えば、他の認証手段は一切用意しなくてよくなる
【第9問:正解と解説】

正解:A

・A
正解。他人受入率と本人拒否率はトレードオフの関係にあり、用途に応じて調整する。

・B
傷や体調変化で認識精度が下がることがある。

・C
生体情報は本人から切り離せず、漏えいしても変更が難しいのが弱点。

・D
認証失敗時などに備え、補助的な認証手段の用意が望ましい。


重要度:B 論点:セキュリティ

問10:無線LANの通信を保護する暗号化方式として、最も適切なものはどれか。

  • A:WEP
  • B:SSIDのステルス化
  • C:MACアドレスフィルタリング
  • D:WPA3
【第10問:正解と解説】

正解:D

・A
WEPは短時間で解読される脆弱な方式で、使うべきでない。

・B
ステルス化は接続先名を隠すだけで、通信の暗号化ではない。

・C
MACアドレスは偽装可能で、暗号化の代わりにならない。

・D
正解。WPA3(またはWPA2)が現在推奨される暗号化方式。


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