宅地建物取引士 権利関係 択一式(応用) 第62問〜第63問|親族・相続

重要度:A 論点:親族・相続

問62:Aの子がBであり、Bの子がCである場合において、民法の規定によれば、Aが死亡した際にCがBを代襲してAの相続人となる場合に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  • A:BがAより先に死亡していた場合、CはBを代襲してAの相続人となる。
  • B:BがAの遺言書を偽造したことにより相続欠格となった場合、CはBを代襲してAの相続人となる。
  • C:BがAに対する虐待を理由として推定相続人から廃除された場合、CはBを代襲してAの相続人となる。
  • D:BがAの相続を放棄した場合、CはBを代襲してAの相続人となる。
【第62問:正解と解説】

正解:D

・A
【選択肢解説】正しい。被相続人の子が相続開始以前に死亡した場合、その者の子が代襲相続する。

・B
【選択肢解説】正しい。相続欠格は代襲原因であり、欠格者の子は代襲相続する。

・C
【選択肢解説】正しい。推定相続人の廃除は代襲原因であり、被廃除者の子は代襲相続する。

・D
【論点】代襲相続と相続放棄(民法887条2項・939条)。【選択肢解説】誤り。相続放棄をした者は初めから相続人でなかったものとみなされるが、放棄は代襲原因ではない。したがって、CはBを代襲しない。これが正解肢。


重要度:A 論点:親族・相続

問63:Aが死亡し、相続人は配偶者B、子C並びにAより先に死亡した子Dの子であるE及びFである。遺言、特別受益及び寄与分はない。この場合の法定相続分として、民法の規定によれば、正しいものはどれか。

  • A:Bが2分の1、Cが6分の1、Eが6分の1、Fが6分の1
  • B:Bが2分の1、Cが4分の1、Eが8分の1、Fが8分の1
  • C:Bが3分の2、Cが6分の1、Eが12分の1、Fが12分の1
  • D:B、C、E及びFがそれぞれ4分の1
【第63問:正解と解説】

正解:B

・A
【選択肢解説】誤り。子Cと、死亡した子Dの代襲相続人E・Fは、配偶者取得分を除く2分の1を枝ごとに分けるため、C・E・Fが均等に6分の1ずつ取得するわけではない。

・B
【論点】配偶者と代襲相続人の法定相続分(民法900条・901条)。【選択肢解説】正しい。配偶者Bが2分の1を取得し、残る2分の1を子Cの枝と死亡した子Dの枝で2等分する。Cは4分の1、Dの4分の1をE・Fが等分して各8分の1となる。これが正解肢。

・C
【選択肢解説】誤り。配偶者と子が相続人となる場合の配偶者の法定相続分は2分の1であり、3分の2ではない。

・D
【選択肢解説】誤り。配偶者と子が相続人となる場合、全員が人数に応じて均等に相続するものではない。


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