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FP技能士2級 実技・事例問題 相続・事業承継 第1問(語群選択)
設例
2026年4月1日現在の法令等に基づくものとし、以下の設例に基づいて解答すること。
瀬杷紘晴朗さんは2026年8月14日に死亡した。次の親族関係はすべて法律上の関係である。遺言、特別受益、寄与分、相続欠格・廃除はない。
資料:親族と死亡・放棄の状況
| 人物等 | 関係・状況 |
|---|---|
| 瀬杷美都乃さん | 被相続人の法律上の妻。生存 |
| 瀬杷律司央さん | 唯一の実子。子・孫はいない。2026年9月8日に家庭裁判所へ相続放棄を申述し、受理済み |
| 直系尊属 | 父母および祖父母その他の直系尊属は全員、被相続人より先に死亡 |
| 瀬杷奏央奈さん | 被相続人と父母の双方を同じくする姉。生存 |
| 瀬杷環美乃さん | 被相続人と父だけを同じくする姉。2019年7月26日に死亡 |
| 瀬杷玲羽乃さん | 亡姉の瀬杷環美乃さんの唯一の子。生存。被相続人の姪 |
| その他 | 上記以外の子・代襲者・兄弟姉妹はいない。実子以外に放棄者はいない |
求めるのは民法上の割合であり、相続税の課税価格や法定相続人の人数ではない。
解答コード表(解答候補)
| コード | 瀬杷玲羽乃さんの法定相続分 | 瀬杷玲羽乃さんの遺留分 |
|---|---|---|
| 甲 | 1/8 | なし |
| 乙 | 1/12 | なし |
| 丙 | 1/12 | 1/24 |
| 丁 | 1/9 | なし |
設問
設例の資料から求められる姪の法定相続分と遺留分の組合せに対応するコードを選んでください。割合は約分し、計算途中で端数処理はしません。語群から適切な語句を選び、その番号を記入してください。
語群
- 1:甲
- 2:乙
- 3:丙
- 4:丁
正解と解説を見る
正解:2
正答は2(乙)。放棄した実子は初めから相続人でなかったものとみなし、妻と兄弟姉妹の系統が相続人となる。亡姉の子はその姉を代襲する。兄弟姉妹全体は1/4、全血の姉と半血の亡姉の系統を2対1に分けるので、姪は1/4×1/3=1/12。兄弟姉妹の代襲者にも遺留分はない。個別計算は遺留分権利者に対するものであり、この姪へ1/2を掛けない。誤答の原因:1の甲は全血・半血を均等にして1/4×1/2=1/8としたもの。3の丙は姪も遺留分権利者として1/12×1/2=1/24としたもの。4の丁は兄弟姉妹全体を直系尊属と同じ1/3と取り違えて1/3×1/3=1/9としたもの。
※設例に登場する人物・団体はすべて架空のものであり、実在のものとは関係ありません。
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