2級土木施工管理技士 第一次検定のうち、場所打ち杭の工法の問題です(分野:土木一般(土工・コンクリート・基礎工)・重要度A)。一問一答12問 → 四肢択一2問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:土木工事共通仕様書(案)では、場所打杭工では、コンクリートの打込みに先立ち、孔底沈殿物(スライム)を除去しなければならないとされている。
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正解:○
支持地盤への到達を掘削深さ・掘削土砂・地質柱状図・サンプル等で確認し、コンクリート打込みに先立ちスライムを除去します(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-5第8項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問2:土木工事共通仕様書(案)では、場所打杭工の鉄筋かごには、かぶりを確保するため、スペーサを同一深さ位置に2か所、深さ方向10m間隔程度で取り付けるものとされている。
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正解:×
スペーサは同一深さ位置に4か所以上、深さ方向3m間隔程度で取り付けます(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-5第9項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問3:土木工事共通仕様書(案)では、場所打杭工の鉄筋かごの継手は、溶接継手とすることを原則とするとされている。
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正解:×
鉄筋かごの継手は重ね継手とします。これにより難い場合は、設計図書に関して監督職員の承諾を得ます(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-5第10項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問4:土木工事共通仕様書(案)では、場所打杭工の鉄筋かごは、形状保持のため、構造設計上考慮する鉄筋に溶接して堅固に組み立てるものとされている。
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正解:×
形状保持などのための溶接を、構造設計上考慮する鉄筋に対して行ってはなりません(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-5第11項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:土木工事共通仕様書(案)では、場所打杭工のコンクリートの打込みは、トレミー管を用いたプランジャー方式とし、打込み開始時を除き、トレミー管をコンクリートの上面から2m以上入れておくものとされている。
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正解:○
打込み量及び打込み高を常に計測します(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-5第12項)。
重要度:A 難易度:★★★
問6:土木工事共通仕様書(案)では、場所打杭工で孔内水を使用する場合は、設計図書に示す打上り面より30cm以上高く打ち込み、硬化後に設計の高さまで取り壊すものとされている。
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正解:×
余盛りは、孔内水を使用しない場合50cm以上、使用する場合80cm以上です(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-5第13項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問7:土木工事共通仕様書(案)では、オールケーシング工法のケーシングチューブの引抜きにあたっては、鉄筋かごの共上りを起こさないようにし、引抜き最終時を除き、ケーシングチューブ下端をコンクリート上面から2m以上コンクリート内に挿入しておくものとされている。
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正解:○
土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-5第14項の規定です。
重要度:A 難易度:★★☆
問8:土木工事共通仕様書(案)では、リバース工法やアースドリル工法の掘削中は、孔壁の崩壊を防ぐため、孔内水位を外水位より低下させてはならないとされている。
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正解:○
あわせて、掘削深度・排出土砂・孔内水位の変動、安定液を用いる場合はその濃度・比重等を管理します(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-5第16項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問9:土木工事共通仕様書(案)では、深礎工の掘削では、常に鉛直を保持し、支持地盤まで連続して掘削するとともに、余掘りは最小限にし、常に孔内の排水を行うものとされている。
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正解:○
土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-6第2項の規定です。
重要度:A 難易度:★★☆
問10:土木工事共通仕様書(案)では、深礎工の土留工は、コンクリート打設前に撤去することを原則とするとされている。
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正解:×
掘削孔の全長にわたって土留工を行い、かつ撤去してはなりません(これにより難い場合は監督職員と協議)(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-6第3項)。
重要度:A 難易度:★★★
問11:土木工事共通仕様書(案)では、深礎工では、土留め材と地山との間に生じた空隙部に、全長にわたって裏込注入を行うものとされている。
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正解:○
裏込材の注入圧力は低圧(0.1N/mm²程度)とします(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-6第8項・第9項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問12:土木工事共通仕様書(案)では、深礎工の掘削完了後、支持地盤の地質が水を含んで軟化するおそれがある場合は、速やかに孔底をコンクリートで覆うものとされている。
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正解:○
土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-6第3項の規定です。
四肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問13:土木工事共通仕様書(案)における場所打杭工に関する次の①〜④の記述のうち、適当なものの数はどれか。
①支持地盤に達したことは、掘削深さ、掘削土砂、地質柱状図及びサンプルなどにより確認する。
②オールケーシング工法では、鉄筋天端高さまでコンクリートを打ち込み、硬化後、設計図書に示す高さまで取り壊す。
③鉄筋かごを降下させるときは、孔壁に接触させて位置を確かめながら降ろす。
④コンクリートは、打込み量及び打込み高を常に計測しながら打ち込む。
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
【第13問:正解と解説】
正解:3
正解は3(3つ)です。適当なものは①②④です。
①:適当。3-2-4-5第8項。
②:適当。3-2-4-5第13項。
③:適当でない。鉄筋かごを孔壁に接触させて孔壁崩壊を生じさせてはならない(第17項)。
④:適当。3-2-4-5第12項。
重要度:A 難易度:★★☆
問14:土木工事共通仕様書(案)における場所打杭工の数値に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- トレミー管は、打込み開始時を除き、コンクリートの上面から2m以上入れておく。
- 孔内水を使用しない場合の余盛りは、設計図書に示す打上り面より50cm以上とする。
- 鉄筋かごのスペーサは、深さ方向3m間隔程度で取り付ける。
- オールケーシング工法のケーシングチューブ下端は、引抜き最終時を除き、コンクリート上面から0.5m以上挿入しておけばよい。
【第14問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。ケーシングチューブ下端は、引抜き最終時を除き、コンクリート上面から2m以上コンクリート内に挿入しておきます(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-4-5第14項)。
1:正しい。第12項。
2:正しい。第13項。
3:正しい。第9項。
4:誤り。2m以上。
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