情報セキュリティマネジメント試験の通信講座はクレアール?独学との違いと科目B対策

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情報セキュリティマネジメント試験(SG)は、市販のテキストだけで合格している人が大勢います。ただ2026年のいまは、教材選びの前提が違います。

2026年12月28日以降、試験が一時休止します

IPA(情報処理推進機構)は、試験システムのリプレースに伴い、2026年12月28日以降、情報セキュリティマネジメント試験の実施を一時休止する予定と案内しています。ITパスポート試験・基本情報技術者試験も同様です。

休止前に受験する場合は原則として2026年12月27日までです。試験会場によっては、それより早く実施を休止する場合があります。

再開時期は決まっておらず、IPAは2026年秋頃にウェブページで案内する予定としています。また、バウチャーチケットの購入申込受付は2026年7月31日で一時停止されています(停止しているのはバウチャーの購入申込みであり、通常の試験申込みが終了したという意味ではありません)。

IPA公式:CBT方式で実施する試験における2026年5月以降の試験実施について

まず結論|判断は「年内に受けられるか」で分かれます

あなたの状況 おすすめ
年内に受験でき、学習時間を確保できる 独学で間に合う可能性があります
年内に間に合うか微妙で、制度移行をまたぐ可能性がある 通信講座を検討する価値があります
セキュリティの用語がまったく分からない 通信講座を検討
まずSGがどんな試験か知りたい 無料教材から始めてください

ただしSGを学習するうえで、特に確認しておきたい論点があります。科目B対策です。

SGで確認しておきたいのは科目B対策です

SGは科目A(48問・四肢択一)と科目B(12問・長文の事例問題)で構成されます。総合評価点600点以上で合格です。

科目Aは用語や法律の知識問題なので、テキストを読んで問題を解けば伸びます。一方、科目Bは事例を読み、知識を具体的な状況に適用して判断する問題です。用語の暗記だけでなく、事例問題そのものに慣れる必要があります。

そのため教材を選ぶときは、「分かりやすいか」だけでなく「科目Bにどこまで踏み込んでいるか」が判断材料になります。市販テキストでも、科目B対策に専用の章を割いているものとそうでないものがあります。

この記事では後半で、クレアールのカリキュラムにおける科目B対策の扱いについても触れています。講座を検討する場合は、そこを確認してから判断してください。

独学と通信講座の違い

独学(市販テキスト) 通信講座
費用 2,000円前後〜(2冊でも4,000円前後) 1万円台〜
学ぶ形 自分で読む 講義動画を視聴する
疑問点 自分で調べる 質問できる場合が多い
科目B対策 専用の章がある書籍を選べる 講座ごとに扱いが異なる
制度変更への対応 新制度対応版や追加学習が必要な場合がある 受講期限内の対応を案内する講座がある

費用差は4倍以上あります。この差を埋められるかどうかが判断のポイントです。

クレアール 情報セキュリティマネジメント試験合格コースの中身

クレアールはWeb通信を中心とした資格講座で、情報処理試験のコースも用意されています。SGの合格を目指すのが「情報セキュリティマネジメント試験合格コース(Web通信)」です。

公式情報によると、講義と教材は次の構成です。

基本講義動画 41単元
製本教材 テキスト
PDF・Web教材 学習ガイド/問題集/総合テスト(問題編・解答解説編)
Web演習 CROSS STUDY
直前期 総合テスト解説動画
質問 回数無制限
目安学習期間 4ヶ月(基礎期3ヶ月+直前期1ヶ月)
受講期限 申込月から1年間
受講料 18,000円(入学金・教材費・消費税・送料込み)

※受講料は2026年9月時点の公式表示です。キャンペーンやクーポンが実施される場合があるため、最新の金額は公式サイトでご確認ください。

カリキュラムは4分野41単元です

公開されているカリキュラムは、次の構成です。

  • 情報セキュリティ系(16単元):脅威と脆弱性、サイバー攻撃手法、暗号技術、認証技術、リスク分析、人的・技術的・物理的セキュリティ対策など
  • テクノロジ系(8単元):システムの構成、データベース、ネットワーク方式、通信プロトコルなど
  • マネジメント系(5単元):プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査、内部統制
  • ストラテジ系(12単元):知的財産権、セキュリティ関連法規、経営・組織論、システム戦略など

公開カリキュラムでは、情報セキュリティ系に16単元が割り当てられており、4分野の中で最も多い構成です。どの単元からでも学習を進められ、講義とテキスト、問題集が連動しています。

科目B対策の扱いは公式ページから読み取れません

公開されている単元名には、「科目B対策」と明示された項目は確認できません。

テキストや総合テスト、CROSS STUDYの中で科目Bの形式に触れられている可能性はありますが、本ページではその範囲を確認できていません。

前述のとおり、科目Bは事例に知識を適用して判断する形式で、専用の慣れが必要です。科目Bの解き方をどこまで扱うのかは、申込前に必ず公式サイトへ直接ご確認ください。ここが自分の弱点だと分かっている場合は、特に重要な確認事項になります。

受講期限が1年間あり、試験改定に対応すると案内されています

クレアールは公式ページで、受講期限について「申込月から1年間有効(その間の試験改定にも完全対応)」と案内しています。

SGは2026年12月28日以降に試験が休止し、2027年度からは新制度へ移行する予定です。市販テキストは現行制度向けの版なので、新制度で受験する場合は、新制度対応版の利用や追加学習が必要になる可能性があります。

受講期限内の試験改定に対応すると案内している講座であれば、制度移行をまたぐ場合の備えになりえます。ただし、その対応が具体的に何を含むのかは、次の注意点をご確認ください。

SGは新制度の内容がまだ公表されていません

「試験改定にも完全対応」はクレアールの案内文であり、2027年度の新試験制度にどこまで対応するかは、本ページでは確認できていません。

しかもSGの場合、ITパスポート試験と違って新制度のシラバス案そのものが「準備中」です。つまり、何がどう変わるのかが現時点では公表されていません。

講義の差し替え・製本教材の再送・追加費用の有無についても公式ページからは読み取れません。制度移行をまたぐ前提で申し込む場合は、申込前に必ず公式サイトへ直接ご確認ください。

質問の回数に制限がありません

質問回数は無制限で、追加料金もかかりません。受講料は入学金・教材費・消費税・送料がすべて含まれた1回払いで、申込後の追加料金は発生しないと案内されています。

SGは暗号技術や認証技術、通信プロトコルなど、独学では「調べても腑に落ちない」場面が出やすい分野を含みます。質問できる環境は、ここで効いてきます。

問題演習はCROSS STUDYで行えます

「CROSS STUDY」というWeb上の演習ツールで、問題集と総合テストを解けます。SGはCBT方式なので、画面上で問題を読んで解答する形式に慣れておく意味もあります。

学習の流れは、基礎期に講義動画とテキストでインプット、続いてCROSS STUDYでアウトプット、直前期に総合テストと解説動画で総仕上げ、という3段階です。

費用をどう考えるか

SGの市販テキストは1冊2,000円前後で、テキストと問題集を揃えても4,000円前後です。対して受講料は18,000円なので、4倍以上の差があります。

同じクレアールでも、ITパスポート試験合格コースは11,000円です。SGはそれより7,000円高い設定になっています。

差額に何を求めるか

この差額で得られるのは、講義動画・質問対応・カリキュラム・受講期限内の制度対応です。逆にいえば、テキストを読んで理解できて、自分で計画を立てられて、年内に受け切れる見込みがあるなら、独学も有力な選択肢です。迷っているなら、まず無料教材と市販テキストで手をつけてみるのが確実です。

向いている人・向いていない人

クレアールが向いている人

  • 年内受験に間に合うか微妙で、制度移行をまたぐ可能性がある
  • テキストを読むより講義を聞くほうが頭に入る
  • 暗号技術やネットワークの用語で手が止まる
  • 疑問点を質問できる環境が欲しい
  • 独学で始めたが、特定の分野だけつまずいている

独学のほうが合う人

  • 年内受験までに学習時間を確保できる
  • 市販テキストを読んで理解を進められる
  • 費用をできるだけ抑えたい
  • ITパスポートに合格済みで、基礎知識がある
  • 科目B対策を重点的にやりたい(専用の章がある市販テキストを選べます)
正直に書いておきます

SGは、市販のテキストと問題集だけで合格している人が大勢います。「講座を受けないと受からない試験」ではありません。独学より費用がかかる点は事実なので、まず無料教材や市販テキストで手をつけてみて、自分に合わないと感じたときに講座を検討する、という順番でも遅くありません。

申し込む前に、無料で試せることがあります

いきなり申し込む必要はありません。クレアールには無料で確認できる手段が用意されています。

① サンプル講義動画

実際の講義がどんな雰囲気か、公式サイトで視聴できます。講義のテンポや講師の話し方が自分に合うかは、文章の説明では分かりません。

② 無料受講体験

学習システムを実際に試せる受講体験が用意されています。CROSS STUDYの体験も別途あり、問題演習の操作感を事前に確かめられます。

③ サンプル教材

使用するテキストの一部を閲覧できます。市販のテキストと比べて、レイアウトや説明の密度が自分に合うか確認できます。

④ 無料の資料請求

クレアール情報処理講座のパンフレットが無料で郵送されます。科目B対策の扱いや、新制度への対応について確認したいことがある場合は、資料請求とあわせて問い合わせるのが確実です。電話とメールでの受講相談も受け付けています。

クレアール情報処理講座の詳細を確認する

講座パンフレットを無料で取り寄せられます。→ クレアールIT講座の公式サイトへ

資料請求は無料です。最新の受講料・キャンペーン内容は公式サイトでご確認ください。

SG試験の基本情報

試験方式 CBT方式(会場のコンピュータで受験)
出題数 科目A 48問+科目B 12問=計60問
試験時間 120分(科目A・科目Bをまとめて実施)
合格基準 総合評価点600点以上(1,000点満点)
受験手数料 7,500円(税込)
現行シラバス Ver.4.1(2025年4月17日掲載)

SGはITパスポート試験と違い、分野ごとの足切りはありません。総合評価点600点以上という単一の基準です。分野別の足切りはありませんが、科目Bを含めた全体の解答結果から、IRT(項目応答理論)方式で評価点が算出されます。

2027年度以降に受験する方へ

IPAは、2027年度から情報処理技術者試験の新試験制度を開始する予定としています。

ただし、2026年9月時点で、情報セキュリティマネジメント試験のシラバス案は「準備中」とされており、具体的な変更内容はまだ公表されていません。IPAは準備が整った試験区分から順次シラバス案を掲載しており、現時点ではITパスポート試験などが先行して公開されている状況です。

IPA公式:新試験制度のシラバス案について

そのため、2027年度以降に受験する方は、正式なシラバスと新制度に対応した教材が公表されてから判断するのが確実です。制度移行をまたぐ前提で講座を申し込む場合は、対応範囲を提供元に確認してください。

まずは無料の教材から始められます

資格スマートラーニングでは、情報セキュリティマネジメント試験のテキスト・一問一答・問題演習を無料で公開しています。

講座を申し込む前に、まず無料教材で手をつけてみてください。科目Aの知識問題がどの程度解けるかが分かれば、講座が必要かどうかの判断もしやすくなります。

市販のテキストで独学する場合

独学で進めると決めた方は、テキスト選びの記事もあわせてご覧ください。各書籍の科目A・科目B対応状況を比較表にまとめています。科目B対策に専用の章を割いている書籍もあります。

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掲載内容について

このページでは、講座提供元およびIPAが公開している公式情報をもとに、講座の構成・対象者・サポート内容と試験制度を整理して紹介しています。

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受講料・キャンペーン内容・カリキュラム・受講期限・サポート内容・試験制度・休止期間などは変更される場合があります。申込前に必ず公式サイトおよびIPAで最新の情報をご確認ください。

最終更新日:2026年9月13日

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