中小企業診断士 財務・会計 択一式(初級) 第473問〜第477問|デリバティブ・為替・リスク管理

重要度:A 論点:外貨建債務と円高

問473:外貨建債務では、円高になると為替差益と為替差損のどちらが生じやすいか。

  • A:損益は生じない
  • B:為替差損
  • C:為替差益
【第473問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:レートが変われば支払額も変わるため、損益が生じないわけではない。
・B:円高では外貨建債務の支払額が減るため、差損ではなく差益。
・C:正解はCです。外貨建債務は円高で円換算した支払額が減るため為替差益が生じやすい。【試験対策】債務は円高で益、円安で損。


重要度:B 論点:ナチュラルヘッジ

問474:外貨建の収入と支出を同じ通貨で対応させ、為替リスクを自然に相殺する方法を何というか。

  • A:ネッティング
  • B:VaR
  • C:ナチュラルヘッジ
【第474問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:ネッティングは債権債務を相殺して純額を把握する方法である。
・B:VaRは一定期間の最大損失額を統計的に見積もる指標である。
・C:正解はCです。外貨建収支を同通貨で相殺するのがナチュラルヘッジである。【試験対策】デリバティブを使わずにリスクを軽減できる。


重要度:B 論点:ネッティング

問475:外貨建債権債務などを相殺し、純額ベースで為替リスクを把握・管理する方法を何というか。

  • A:ネッティング
  • B:ストレステスト
  • C:ナチュラルヘッジ
【第475問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正解はAです。債権債務を相殺し純額で管理するのがネッティングである。【試験対策】決済・管理を効率化できる。
・B:ストレステストは極端な市場変動を想定して影響を分析する手法である。
・C:ナチュラルヘッジは外貨建収支を同通貨で対応させる方法である。


重要度:C 論点:VaR

問476:一定の信頼水準のもとで、一定期間に発生しうる最大損失額を統計的に見積もる指標を何というか。

  • A:VaR
  • B:WACC
  • C:EPS
【第476問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正解はAです。一定の信頼水準のもとで想定される損失額の上限を統計的に見積もるのがVaR(バリュー・アット・リスク)である。【試験対策】市場リスクの計量指標。信頼水準を超える範囲ではこれ以上の損失が生じることもある。
・B:WACCは加重平均資本コストで、リスクの計量指標ではない。
・C:EPSは1株当たり利益で、損失額の指標ではない。


重要度:B 論点:ネット外貨エクスポージャーの計算

問477:外貨建債権1,000ドルと外貨建債務700ドルがある場合、ネットの外貨エクスポージャーはいくらか。

  • A:300ドルの債権ポジション
  • B:700ドルの債務ポジション
  • C:1,700ドルの債権ポジション
【第477問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正解はAです。1,000-700=300ドルの債権ポジション。【試験対策】債権と債務を相殺した純額がヘッジ対象。
・B:700ドルは債務額そのもので、純額ではない。
・C:1,700ドルは債権と債務を加算した誤り。



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