中小企業診断士 財務・会計 択一式(初級) 第306問〜第310問|投資評価・設備投資

重要度:A 論点:受取時期と現在価値

問306:受け取る時期が遅くなるほど、同じ金額の現在価値は一般にどうなるか。

  • A:小さくなる
  • B:大きくなる
  • C:変わらない
【第306問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正解はAです。割り引く年数が長いほど分母が大きくなり現在価値は小さくなる。【試験対策】早く受け取るほど価値が高い。
・B:受取時期が遅いほど現在価値はむしろ小さくなる。
・C:受取時期が変われば現在価値も変わるため、不変ではない。


重要度:A 論点:IRRが複数存在する場合

問307:キャッシュ・フローの符号が複数回変化する投資案では、IRRが複数存在する可能性はあるか。

  • A:符号は無関係
  • B:ある
  • C:ない
【第307問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:IRRの複数解は符号変化と関係するため、無関係ではない。
・B:正解はBです。符号が複数回変わるとNPVをゼロにする割引率が複数生じうる。【試験対策】この場合NPV法がより信頼できる。
・C:符号が複数回変わるとIRRが複数生じうるため、「ない」は誤り。


重要度:A 論点:NPVの大小と選択

問308:投資案AのNPVが200、投資案BのNPVが150の場合、企業価値最大化の観点ではどちらを選ぶか。

  • A:IRRが高い方
  • B:投資案B
  • C:投資案A
【第308問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:相互排他的な選択ではNPVを優先し、IRRの高低では判断しない。
・B:NPVが小さいBを選ぶのは企業価値最大化に反する。
・C:正解はCです。企業価値最大化ではNPVが大きい案(A)を選ぶ。【試験対策】金額ベースで判断する。


重要度:A 論点:IRRとNPVの食い違い

問309:投資案AのIRRが20%、BのIRRが18%でも、BのNPVがAより大きい場合、NPV法ではどちらを選ぶか。

  • A:投資案B
  • B:判断できない
  • C:投資案A
【第309問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正解はAです。NPV法は金額で価値を測るため、IRRが低くてもNPVが大きいBを選ぶ。【試験対策】規模の違いでIRRとNPVは食い違いうる。
・B:NPVが比較できるため、判断できないとはならない。
・C:NPV法ではIRRの高いAではなく、NPVの大きいBを選ぶ。


重要度:A 論点:初期投資額とNPV

問310:初期投資額が増加すると、他の条件が同じならNPVは一般にどうなるか。

  • A:変わらない
  • B:上昇する
  • C:低下する
【第310問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:初期投資額が変わればNPVも変わるため、不変ではない。
・B:初期投資額が増えるとNPVはむしろ低下する。
・C:正解はCです。NPV=現在価値合計-初期投資額なので、初期投資額増加でNPVは低下する。【試験対策】投資額は差し引く項目。



コメント

タイトルとURLをコピーしました