中小企業診断士 経営法務 択一式(初級) 第261問〜第265問|商標法意匠法国際知財

重要度:A 論点:商標の保護対象

問261:事業者が自己の商品・役務を他人のものと区別するために使用する標識を何というか。

  • A:意匠
  • B:考案
  • C:商標
【第261問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:意匠は物品等のデザインを保護する対象であり、識別標識である商標とは異なるため誤り。
・B:考案は実用新案法の保護対象であり、識別標識である商標とは異なるため誤り。
・C:正解はCです。商標は商品・役務の出所を識別する標識で、商標法上サービスは『役務』と呼ぶ。【試験対策】識別標識(ブランド)を保護する点を押さえる。


重要度:A 論点:商標権の発生

問262:商標権の発生についての記述として正しいものはどれか。

  • A:創作した時点で自動的に発生する
  • B:原則として特許庁への出願・審査・設定登録により発生する(登録主義)
  • C:商標を使用しさえすれば当然に発生する
【第262問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:創作時に自動的に発生するのは著作権であり、登録主義の商標権とは異なるため誤り。
・B:正解はBです。商標権は原則として出願・審査・設定登録により発生する(登録主義)。【試験対策】使用しているだけでは商標権は発生しない。
・C:商標権は登録主義であり、使用だけでは発生しないため誤り。


重要度:A 論点:商標と意匠の保護対象

問263:商標法と意匠法の保護対象の違いとして正しいものはどれか。

  • A:商標は出所を識別する標識、意匠は物品等のデザインを保護する
  • B:商標は物品のデザイン、意匠は識別標識を保護する
  • C:いずれも技術的思想を保護する
【第263問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正解はAです。商標は商品・役務の出所を識別する標識(ブランド)、意匠は物品・建築物・画像等のデザインを保護する。【試験対策】識別かデザインかで目的が異なる。
・B:商標が識別標識、意匠がデザインであり、保護対象が逆で誤り。
・C:商標・意匠は技術的思想ではなく標識やデザインを保護するため誤り。


重要度:A 論点:識別力

問264:商標登録を受けるために必要な、自己の商品・役務を他人のものと区別できる力を何というか。

  • A:識別力(自他商品・役務識別力)
  • B:創作非容易性
  • C:進歩性
【第264問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正解はAです。識別力は自己の商品・役務を他人のものと区別できる力。【試験対策】普通名称のみ・記述的表示のみ等の商標は識別力を欠き登録を受けにくい。
・B:創作非容易性は意匠の登録要件であり、商標の識別力とは異なるため誤り。
・C:進歩性は特許の要件であり、商標の登録に必要な識別力とは異なるため誤り。


重要度:A 論点:使用による識別力

問265:本来は識別力を欠く商標が使用により需要者に識別されるようになった場合の登録についての記述として正しいものはどれか。

  • A:使用により識別力を獲得した場合は登録が認められることがある
  • B:使用による識別力の獲得は登録に一切影響しない
  • C:使用していれば審査なく当然に登録される
【第265問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正解はAです。使用により識別力を獲得した場合は登録が認められることがある。【試験対策】立体商標の登録などで問題となる。
・B:使用による識別力の獲得は登録の可否に影響するため、一切影響しないとするのは誤り。
・C:使用による識別力があっても審査は行われ、審査なく当然に登録されるわけではないため誤り。



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