重要度:A
問11:社内の利用者から「Webサイトの名前ではアクセスできないが、IPアドレスを直接入力するとアクセスできる」という申告があった。障害が疑われる仕組みはどれか。
- A:DHCPによるIPアドレスの自動割当て
- B:DNSによるドメイン名の名前解決
- C:NAPTによるアドレスとポートの変換
- D:スイッチによるMACアドレスの学習
【第11問:正解と解説】
正解:B
・A
IPアドレスを直接指定して通信できるため、端末には通信に使えるIP設定が存在する。DHCPサーバが現在正常に動作していることまで証明するものではないが、症状は名前解決の障害をより直接的に示している。
・B
正しい。IPアドレスを直接指定すれば通信でき、ドメイン名では接続できないため、DNSサーバ、端末のリゾルバ設定、DNSキャッシュなど、名前解決の経路に障害がある可能性が高い。
・C
変換に障害があれば、IPアドレスの直接入力でも外部と通信できない。
・D
LAN内の転送に障害があれば、IPアドレスでの通信も成立しない。
重要度:B
問12:DHCPの役割として、最も適切なものはどれか。
- A:ドメイン名に対応するIPアドレスを、問合せに応じて回答する。
- B:電子メールを、送信元から宛先のメールサーバまで転送する。
- C:Webサーバのコンテンツを、要求に応じてブラウザへ送信する。
- D:接続した機器へ、IPアドレスなどの設定情報を自動で割り当てる。
【第12問:正解と解説】
正解:D
・A
これはDNSの役割である。
・B
これはSMTPの役割である。
・C
これはHTTPの役割である。
・D
正しい。DHCPは、接続した機器へIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバなどの設定情報を自動的に割り当てる。設定を一元管理することで、手作業による設定ミスやIPアドレス重複の発生を減らし、端末の追加を容易にする。ただし、管理外の固定IPアドレスやDHCPサーバの誤設定などによる競合が絶対に発生しないわけではない。
重要度:B
問13:社内LANの多数の端末が、1つのグローバルIPアドレスを共用してインターネットへアクセスできるのは、どの仕組みによるか。
- A:NAPTがアドレスとポート番号の組を変換して中継しているため
- B:DNSが端末ごとに別のドメイン名を割り当てているため
- C:各端末のMACアドレスがインターネット上でも一意であるため
- D:IPv6によって各端末へ十分な数のアドレスが配布されているため
【第13問:正解と解説】
正解:A
・A
正しい。ポート番号を併用することで、1つのアドレスを複数端末で共用できる。
・B
ドメイン名の割当ては、アドレスの共用の仕組みとは関係がない。
・C
MACアドレスは、主にLANなどのレイヤー2区間でフレームの転送先を識別するために使われる。インターネット全体を通じて端末を識別するアドレスではなく、複数端末が一つのグローバルIPアドレスを共用できる理由にはならない。
・D
IPv6の普及とは別の話であり、共用を実現しているのは変換の仕組みである。
重要度:B
問14:IPアドレスが192.168.1.10、サブネットマスクが255.255.255.0の端末がある。この端末と同一ネットワークに属するIPアドレスはどれか。
- A:172.16.1.10
- B:192.168.0.100
- C:192.168.1.200
- D:192.168.2.10
【第14問:正解と解説】
正解:C
・A
先頭のオクテットから異なっており、別のネットワークに属する。
・B
第3オクテットが0であり、ネットワーク部(192.168.1)が一致しない。
・C
正しい。マスクが示すネットワーク部(192.168.1)が一致している。
・D
第3オクテットが2であり、ネットワーク部が一致しない。
重要度:C
問15:IPv4のネットワーク192.0.2.0/26を1つの一般的なサブネットとして使用する。端末へ割り当てられるIPアドレスの数はいくつか。
- A:64個
- B:62個
- C:256個
- D:126個
【第15問:正解と解説】
正解:B
・A
64はアドレスの総数であり、両端の2個を除く前の値である。
・B
正しい。ホスト部6ビットで総数64個、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除いた62個が割当て可能である。
・C
256個は/24のアドレス総数であり、/26の値ではない。
・D
126個は/25で両端を除いた値であり、/26の値ではない。

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