危険物取扱者 乙4「物理・化学」のうち、酸化と還元の問題です(大分類:化学・重要度B)。一問一答5問 → 五肢択一2問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:B 難易度:★☆☆
問1:物質が酸素と化合する変化を酸化といい、物質が酸素を失う変化を還元という。
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正解:○
酸素を受け取る(酸素と化合する)変化が酸化、酸素を失う変化が還元です。
重要度:B 難易度:★☆☆
問2:物質(原子・イオン)が電子を受け取る変化を酸化という。
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正解:×
電子を受け取る変化は酸化ではなく還元です。電子を失う変化が酸化です。
重要度:B 難易度:★★☆
問3:酸化剤は相手の物質を酸化する物質であり、自身も酸化される。
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正解:×
酸化剤は相手を酸化し、自身は還元されます(電子を受け取ります)。
重要度:B 難易度:★☆☆
問4:一つの反応の中で、ある物質が酸化されるとき、別の物質が必ず還元される。
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正解:○
酸化と還元は常に同時に起こります(酸化還元反応)。
重要度:B 難易度:★★☆
問5:エタノールが酸化されるとアセトアルデヒドになり、アセトアルデヒドがさらに酸化されると酢酸になる。
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正解:○
エタノール → アセトアルデヒド → 酢酸 と、酸化が進みます。
五肢択一
重要度:B 難易度:★★☆
問6:酸化と還元について、次のうち正しいものはどれか。
- 物質が水素を失う変化は還元である。
- 還元剤は相手の物質を還元し、自身も還元される。
- 黒色の酸化銅(Ⅱ)を炭素と加熱すると、酸化銅は還元されて銅になり、炭素は酸化される。
- イオン化傾向の小さい金属ほど、電子を失って陽イオンになりやすく、酸化されやすい。
- 酸化数が減少する変化を酸化という。
【第6問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。酸化銅(Ⅱ)は酸素を奪われて(還元されて)赤茶色の銅になり、酸素を受け取った炭素は酸化されます。
1:誤り。水素を失う変化は還元ではなく酸化です。
2:誤り。還元剤は相手を還元し、自身は酸化されます(電子を失います)。
3:正しい。
4:誤り。酸化されやすいのはイオン化傾向の大きい金属です。
5:誤り。酸化数が減少する変化は還元です。酸化数が増加する変化が酸化です。
重要度:B 難易度:★★☆
問7:酸化剤・還元性と危険物について、次のうち誤っているものはどれか。
- ナトリウムの切り口の金属光沢は、空気中で直ちに還元されて失われる。
- 第1類の危険物は、それ自体は燃えないが、加熱・衝撃・摩擦で分解して酸素を放出し、周囲の可燃物の燃焼を著しく促進する。
- 第6類の危険物は不燃性で、強い酸化剤として有機物などを酸化させ、場合により着火させる。
- 第4類の危険物は可燃物(酸化される側の物質)であり、強酸化剤から離して保管する。
- アルデヒド基をもつアセトアルデヒドは還元性が強い。
【第7問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。ナトリウムの切り口は、空気中で直ちに還元ではなく酸化されて光沢を失います。
1:誤り。還元ではなく酸化です。
2:正しい。第1類は酸素供給体(強酸化剤)です。
3:正しい。第6類は不燃性の強い酸化剤です。
4:正しい。第4類は可燃物で、酸化剤との混触に注意します。
5:正しい。アセトアルデヒドは相手を還元し、自身は酸化されやすい物質です。
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