危険物取扱者 乙4「物理・化学」のうち、有機化合物と官能基の問題です(大分類:化学・重要度B)。一問一答5問 → 五肢択一2問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:B 難易度:★☆☆
問1:炭素と水素だけからなる化合物を炭化水素といい、そのうち二重結合や三重結合を含むものを不飽和炭化水素という。
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正解:○
単結合のみからなるものが飽和炭化水素、二重結合や三重結合を含むものが不飽和炭化水素です。
重要度:B 難易度:★★☆
問2:酢酸CH₃COOHに含まれる官能基は、アルデヒド基(ホルミル基)である。
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正解:×
酢酸に含まれる官能基はアルデヒド基ではなく、カルボキシ基-COOHです。
重要度:B 難易度:★★☆
問3:アミノ基-NH₂をもつアニリンC₆H₅NH₂は、弱酸性を示す。
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正解:×
アミノ基をもつアミン(アニリンなど)は、弱酸性ではなく弱塩基性を示します。
重要度:B 難易度:★☆☆
問4:ベンゼン環を含む化合物を芳香族化合物といい、トルエンやキシレンはこれに当たる。
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正解:○
ベンゼン・トルエン・キシレンなど、ベンゼン環を含むものが芳香族化合物です。
重要度:B 難易度:★☆☆
問5:ニトロベンゼンC₆H₅NO₂は、ヒドロキシ基をもつ化合物である。
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正解:×
ニトロベンゼンがもつのはヒドロキシ基ではなく、ニトロ基-NO₂です。
五肢択一
重要度:B 難易度:★★☆
問6:官能基と、その官能基をもつ化合物の組合せについて、次のうち正しいものはどれか。
- ヒドロキシ基 ― アセトンCH₃COCH₃
- カルボキシ基 ― アセトアルデヒドCH₃CHO
- アミノ基 ― ニトロベンゼンC₆H₅NO₂
- アルデヒド基(ホルミル基) ― 酢酸CH₃COOH
- カルボニル基(ケトン基) ― アセトンCH₃COCH₃
【第6問:正解と解説】
正解:5
正解は5です。アセトンCH₃COCH₃は、2つの炭化水素基に挟まれたカルボニル基(ケトン基)>C=Oをもつケトンです。
1:誤り。アセトンの官能基はカルボニル基です。ヒドロキシ基をもつのはメタノール・エタノールなどのアルコールです。
2:誤り。アセトアルデヒドの官能基はアルデヒド基(ホルミル基)です。カルボキシ基をもつのは酢酸などのカルボン酸です。
3:誤り。ニトロベンゼンの官能基はニトロ基です。アミノ基をもつのはアニリンなどです。
4:誤り。酢酸の官能基はカルボキシ基です。
5:正しい。
重要度:B 難易度:★★☆
問7:有機化合物について、次のうち誤っているものはどれか。
- 有機化合物は炭素を含む化合物であるが、一酸化炭素・二酸化炭素・炭酸塩などは一般に有機化合物から除かれる。
- 官能基は、有機化合物の中にある特定の構造をもつ原子や原子団で、その化合物の特徴的な性質・反応性のもとになる。
- 第4類の危険物は電気の良導体であるものが多く、静電気が蓄積しにくい。
- 第4類の危険物は水に溶けないものが多いが、アルコール類・アセトン・酢酸など一部のものは水に溶ける。
- カルボキシ基をもつカルボン酸は、弱酸性を示す。
【第7問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。第4類の危険物は電気の不良導体であるものが多く、静電気が蓄積しやすい物質です。
1:正しい。
2:正しい。
3:誤り。良導体ではなく不良導体で、静電気が蓄積しやすいです。
4:正しい。ヒドロキシ基・カルボニル基・カルボキシ基をもつ一部の物質は水に溶けます。
5:正しい。酢酸などのカルボン酸は弱酸性です。
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