危険物取扱者 乙4「物理・化学」のうち、燃えやすさ・自然発火・粉じん爆発の問題です(大分類:燃焼・重要度B)。一問一答5問 → 五肢択一2問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:B 難易度:★★☆
問1:熱伝導率が大きい物質ほど、燃えやすい。
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正解:×
熱伝導率が小さい(熱を伝えにくい)ほど、熱が逃げずに温度が上がるので燃えやすくなります。
重要度:B 難易度:★☆☆
問2:可燃物を粉末状にすると、空気(酸素)との接触面積が大きくなり、燃えやすくなる。
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正解:○
表面積(空気との接触面積)が大きいほど燃えやすく、薄片や粉末状にすると燃えやすくなります。
重要度:B 難易度:★★☆
問3:活性炭などの炭素粉末類は、吸着熱により発熱して自然発火することがある。
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正解:○
活性炭などの炭素粉末類は、吸着熱による自然発火の例です。
重要度:B 難易度:★★☆
問4:同じ物質でも、大量に貯蔵・堆積すると熱がこもりにくくなるので、自然発火しにくくなる。
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正解:×
大量に貯蔵・堆積すると、内部で発熱反応が続いて熱がこもり(蓄熱し)、自然発火しやすくなります。
重要度:B 難易度:★★☆
問5:粉じん爆発は不完全燃焼を起こしやすく、一酸化炭素が発生して中毒を起こすおそれがある。
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正解:○
粉じん爆発は不完全燃焼を起こしやすく、一酸化炭素による中毒のおそれがあります。
五肢択一
重要度:B 難易度:★★☆
問6:自然発火しやすい物質と、その主な発熱の原因の組合せについて、次のうち誤っているものはどれか。
- ニトロセルロース ― 吸着熱
- 石炭 ― 酸化熱
- 乾性油 ― 酸化熱
- セルロイド ― 分解熱
- ゴム粉 ― 酸化熱
【第6問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。ニトロセルロースは、吸着熱ではなく分解熱によって発熱し自然発火します。
1:誤り。吸着熱ではなく分解熱です。吸着熱によるのは活性炭などの炭素粉末類です。
2:正しい。石炭は酸化熱による自然発火の例です。
3:正しい。乾性油をしみ込ませた布などは、酸化熱が蓄積して自然発火することがあります。
4:正しい。セルロイドは分解熱による自然発火の例です。
5:正しい。ゴム粉は酸化熱による自然発火の例です。
重要度:B 難易度:★★☆
問7:燃えやすさと粉じん爆発について、次のうち正しいものはどれか。
- 水分を多く含む(湿っている)ものほど、燃えやすい。
- 灯油が布などの繊維にしみ込むと、空気との接触面積が大きくなり危険性が増す。
- 周囲の温度が低いほど、燃えやすい。
- 粉じん爆発を防ぐには、換気して粉じんの濃度を爆発範囲以上にする。
- 金属は、粉末状にしても空気中で燃焼することはない。
【第7問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。灯油・軽油が布などの繊維にしみ込むと、空気との接触面積が大きくなり危険性が増します。
1:誤り。水分が少ない(乾燥している)ほど燃えやすくなります。
2:正しい。しみ込みにより空気との接触面積が大きくなります。
3:誤り。周囲の温度が高いほど燃えやすくなります。
4:誤り。換気して粉じんの濃度を爆発範囲「未満」にします。
5:誤り。金属も薄片や粉末状になると空気中で燃焼するものが多く、アルミニウム粉などの粉じん爆発事故もあります。
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