FP技能士3級 ライフプランニングと資金計画 択一式(初級) 第21問〜第25問

重要度:A 論点:住宅・教育資金

問21:国の教育ローンの金利に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • 1:融資契約時の金利が適用される固定金利である。
  • 2:返済期間中、毎月必ず金利が変更される変動金利である。
  • 3:金利は設定されず、すべて無利子である。
【第21問:正解と解説】

正解:1

国の教育ローンは固定金利で、融資契約時の金利が適用される。

・1
適切。

・2
不適切。固定金利である。

・3
不適切。無利子制度ではない。

間違いやすい点
JASSO第一種奨学金の無利子と混同しない。


重要度:B 論点:教育資金プランニング

問22:日本学生支援機構(JASSO)の貸与奨学金および国の教育ローンに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 1:JASSOの第一種奨学金は無利子の貸与奨学金であり、第二種奨学金は有利子の貸与奨学金である。
  • 2:国の教育ローンは、主に進学する学生本人が借主となって借り入れる制度である。
  • 3:JASSOの貸与奨学金はいずれも有利子であり、無利子の貸与奨学金はない。
【第22問:正解と解説】

正解:1

JASSOの貸与奨学金には無利子の第一種と有利子の第二種があり、学生本人が利用する。一方、国の教育ローンは主に保護者が借主となる融資制度である。したがって1が最も適切である。

・1
適切。第一種奨学金は無利子、第二種奨学金は有利子の貸与奨学金である。

・2
不適切。国の教育ローンの借主は主に保護者であり、入学前でも申込みができる。学生本人が利用するのは奨学金である。

・3
不適切。JASSOの貸与奨学金のうち第一種奨学金は無利子である。

間違いやすい点
「誰が借りるか」(教育ローン=主に保護者/奨学金=学生本人)と「利子の有無」(第一種=無利子/第二種=有利子)の2つの対比軸を混同しないよう、制度ごとに表で整理して覚える。


重要度:B 論点:リタイアメントプランニング

問23:老後生活の必要資金と不足額の考え方に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 1:老後資金の不足額は、老後の必要資金総額と準備済資金総額を合計して求める。
  • 2:老後資金の不足額は、老後の必要資金総額から準備済資金総額を差し引いて求める。
  • 3:老後資金の検討では、準備済資金総額の確認だけを行えばよく、必要資金総額を見積もる必要はない。
【第23問:正解と解説】

正解:2

老後資金の不足額は「老後必要資金総額-準備済資金総額」という差額で求めるのが基本である。必要資金の見積りと準備済資金の確認の両方を行ったうえで、その差額を埋める対策を考える。したがって2が最も適切である。

・1
不適切。不足額は両者の合計ではなく、必要資金総額から準備済資金総額を差し引いた差額である。

・2
適切。不足額=老後必要資金総額-準備済資金総額が基本式である。

・3
不適切。不足額を把握するためには、準備済資金総額だけでなく必要資金総額の見積りも必要である。

間違いやすい点
「差額で考える」発想が本単元の軸である。A02で学んだ必要保障額(必要資金-準備済資金)と同じ構造であることを意識すると、式の向き(必要から準備済を引く)を間違えにくい。


重要度:B 論点:リタイアメントプランニング

問24:住宅金融支援機構と民間金融機関が提携するリバースモーゲージ型住宅ローン(リ・バース60)の返済の仕組みに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • 1:毎月の支払いは利息のみであり、元金は原則として債務者の死亡時に一括返済または担保物件の売却等により返済する。
  • 2:毎月の支払いにより元金と利息をあわせて返済し、債務者の生存中に完済することが原則とされている。
  • 3:借入後は利息を含めて毎月の支払いは一切不要であり、債務者の死亡時にも返済義務は生じない。
【第24問:正解と解説】

正解:1

リ・バース60では、毎月の支払いは利息のみであり、元金は原則として債務者の死亡時に一括返済または担保物件の売却等により返済する。自宅に住み続けながら毎月の負担を抑えて老後資金を得られる点が特徴である。したがって1が最も適切である。

・1
適切。毎月は利息のみを支払い、元金は原則として死亡時に一括返済または担保物件の売却等により返済する。

・2
不適切。元金と利息をあわせて毎月返済し生存中に完済するのは通常の住宅ローンの仕組みであり、リ・バース60では毎月の支払いは利息のみである。

・3
不適切。毎月の利息の支払いは必要であり、元金についても死亡時に一括返済または担保売却等による返済が必要である。

間違いやすい点
通常の住宅ローン(毎月元利返済・生存中完済)との違いが判断の軸である。「毎月は利息のみ・元金は死亡時」というリバースモーゲージ特有の返済構造を押さえる。


重要度:B 論点:リタイアメントプランニング

問25:老後生活のリスクを整理する考え方として、最も適切なものはどれか。

  • 1:生活費だけでなく、医療・介護・民間医療保険・住まいなど複数の観点から備えを考える。
  • 2:老後生活では住まいだけを確認すればよく、医療や介護のリスクは考慮しない。
  • 3:老後生活では医療だけを確認し、介護や住まいは資金計画の対象外とする。
【第25問:正解と解説】

正解:1

老後生活では、医療・介護・民間医療保険・住まいなど複数の観点からリスクと備えを整理する。

・1
適切。LN-A-139が示す老後リスクの整理に一致する。

・2
不適切。医療・介護も重要な老後リスク。

・3
不適切。介護や住まいも整理対象。

間違いやすい点
老後リスクを1種類だけで考えず、複数の観点に分けて整理する。


コメント

タイトルとURLをコピーしました