FP技能士2級 実技・事例問題 ライフプランニングと資金計画 第7問(計算)
設例
2026年4月1日現在の法令等に基づくものとし、以下の設例に基づいて解答すること。
会社員の今井康介さん(54歳)は、妻の今井奈緒さん(53歳)、長女の今井柚希さん(12歳)、長男の今井陽向さん(10歳)との4人家族である。今井康介さんは、子どもの進学に備えて、ファイナンシャル・プランナー(FP)にキャッシュフロー表を作成してもらった。
資料1:学校区分別の年間教育費(1人当たり)
(単位:万円)
| 学校区分 | 基準年(2026年)の年間教育費 |
|---|---|
| 公立小学校 | 36 |
| 公立中学校 | 54 |
| 私立中学校(1年目) | 168 |
| 私立中学校(2年目以降) | 144 |
※教育費は、子どもごとに、その年に在学する学校区分の基準年の金額に(1+教育費変動率)の経過年数乗を乗じて計算する。教育費変動率は年1%とする。
資料2:今井康介さん一家のキャッシュフロー表
(単位:万円)
| 経過年数 | 変動率 | 基準年 | 1年 | 2年 |
|---|---|---|---|---|
| 西暦 | 2026年 | 2027年 | 2028年 | |
| 本人の年齢 | 54歳 | 55歳 | 56歳 | |
| 妻の年齢 | 53歳 | 54歳 | 55歳 | |
| 長女の年齢 | 12歳 | 13歳 | 14歳 | |
| 長男の年齢 | 10歳 | 11歳 | 12歳 | |
| 長女の学校 | 公立小学6年 | 私立中学1年 | 私立中学2年 | |
| 長男の学校 | 公立小学4年 | 公立小学5年 | 公立小学6年 | |
| 収入:給与収入(本人) | 1% | 702 | 709 | 716 |
| 収入:給与収入(妻) | 0% | 124 | 124 | 124 |
| 支出:基本生活費 | 1% | 332 | 335 | 339 |
| 支出:住居費 | - | 138 | 138 | 138 |
| 支出:教育費 | 1% | 72 | 206 | (ア) |
| 支出:保険料 | - | 46 | 46 | 46 |
| 支出:一時的支出 | - | 0 | 0 | 0 |
| 年間収支 | 238 | 108 | * | |
| 金融資産残高 | 1% | 1,058 | 1,177 | * |
※年齢は各年12月31日時点のものとする。▲はマイナスを表す。
※変動率のある項目は、基準年の金額に(1+変動率)の経過年数乗を乗じて計算し、表中の金額は計算結果の万円未満を四捨五入している。
※金融資産残高は、前年末の金融資産残高に(1+運用率)を乗じ、その年の年間収支を加えて計算し、万円未満を四捨五入している(運用率は年1%)。
※問題の作成上、一部を空欄にしており、*の欄は表示していない。
設問
今井康介さん一家のキャッシュフロー表の空欄(ア)に入る2028年の教育費(長女の今井柚希さんと長男の今井陽向さんの合計)はいくらか。計算過程では端数処理を行わず、計算結果の1万円未満を四捨五入して、万円単位で答えること。
解答欄: 万円
正解と解説を見る
正解:184万円
2028年は基準年から2年後で、長女の今井柚希さんは私立中学2年(2年目以降の区分)、長男の今井陽向さんは公立小学6年である。
長女:144万円×(1+0.01)^2=146.8944万円
長男:36万円×(1+0.01)^2=36.7236万円
合計:183.6180万円(計算過程では端数処理しない)
1万円未満を四捨五入して184万円となり、年間支出の教育費として計上する。変動率は複利で反映する。
※設例に登場する人物・団体はすべて架空のものであり、実在のものとは関係ありません。