基本情報技術者 開発技術 択一式(応用) 第16問〜第20問|ソフトウェア開発管理技術

重要度:B 論点:ソフトウェア開発管理技術

問16:プログラムの外部から見た振る舞いを変えることなく、内部の構造を整理して保守しやすくすることを何と呼ぶか。

  • A:デバッグ
  • B:リファクタリング
  • C:コンパイル
  • D:マイグレーション
【第16問:正解と解説】

正解:B

・A
デバッグは、プログラムの誤り(バグ)を特定して修正する作業である。

・B
正解。リファクタリングは、機能や外部から見た動作を変えずに、重複の除去や構造の整理によって内部品質を高める活動であり、保守性の向上につながる。

・C
コンパイルは、プログラムを機械語へ翻訳する処理である。

・D
マイグレーションは、システムやデータを別の環境へ移行することである。


重要度:B 論点:ソフトウェア開発管理技術

問17:開発者が作成したコードを共有のリポジトリへ頻繁に統合し、ビルドとテストを自動的に実行することで、問題を早期に発見する取組みはどれか。

  • A:ウォークスルー
  • B:ホワイトボックステスト
  • C:リグレッションテスト
  • D:継続的インテグレーション
【第17問:正解と解説】

正解:D

・A
ウォークスルーは、レビューによって欠陥を検出する技法である。

・B
ホワイトボックステストは、内部構造に着目したテストの方式である。

・C
リグレッションテストは、修正の影響を確認するテストであり、統合と自動実行の仕組みそのものではない。

・D
正解。継続的インテグレーション(CI)は、コードの統合とビルド・テストを頻繁に自動実行する取組みであり、不具合の早期発見と品質の安定につながる。


重要度:C 論点:ソフトウェア開発管理技術

問18:開発チームと運用チームが密接に連携・協力し、ツールによる自動化などを活用して、リリースまでの一連の流れを迅速かつ頻繁に行えるようにする考え方はどれか。

  • A:DevOps
  • B:SLA
  • C:BPR
  • D:SFA
【第18問:正解と解説】

正解:A

・A
正解。DevOpsは開発(Development)と運用(Operations)が連携し、自動化の仕組みも活用して、リリースのサイクルを速く安定して回すことを目指す考え方である。

・B
SLAは、サービス及び合意されたパフォーマンスについて、サービス提供者である組織と顧客が合意する文書である。

・C
BPRは、業務プロセスを抜本的に見直して再設計することである。

・D
SFAは、営業活動を支援する情報システムのことである。


重要度:C 論点:ソフトウェア開発管理技術

問19:実装しようとする機能に対するテストコードを先に書き、そのテストを通過するように実装を進めていく開発手法はどれか。

  • A:ボトムアップテスト
  • B:テスト駆動開発
  • C:ビッグバンテスト
  • D:探索的テスト
【第19問:正解と解説】

正解:B

・A
ボトムアップテストは、下位モジュールから順に結合を進めるテストの進め方である。

・B
正解。テスト駆動開発は、先に失敗するテストを書き、それを通過させる最小限の実装とリファクタリングを繰り返す手法であり、仕様の明確化と品質の確保につながる。

・C
ビッグバンテストは、全モジュールを一度に結合してテストする方法である。

・D
探索的テストは、テスト実行と設計を同時に行いながら不具合を探す方法である。


重要度:C 論点:ソフトウェア開発管理技術

問20:ソースコードなどの変更の履歴を記録しておき、必要に応じて過去の版へ戻したり、版の間の差分を確認したりできるようにする仕組みはどれか。

  • A:バックアップ
  • B:アーカイブ
  • C:スナップショット
  • D:バージョン管理システム
【第20問:正解と解説】

正解:D

・A
バックアップは、障害に備えてデータの複製を保管しておくことである。

・B
アーカイブは、利用頻度の下がったデータを長期保存用にまとめることである。

・C
スナップショットは、ストレージ、仮想環境などのある時点の状態を記録する仕組みである。複数時点からの復元に利用できる場合はあるが、ソースコードの変更者、変更理由、差分、ブランチ、マージなどを継続的に管理する仕組みとしては、バージョン管理システムが該当する。

・D
正解。バージョン管理システムは、ファイルの変更履歴を版として記録し、過去の版への復元、差分の確認、複数人での並行開発の統合を支援する仕組みである。


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