2級土木施工管理技士 第一次検定のうち、土の粒度と地盤調査(粒径加積曲線・標準貫入試験)の問題です(分野:土木工学の基礎(構造力学・土質・水理)・重要度A)。一問一答8問 → 四肢択一1問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:均等係数Ucは、粒径加積曲線の通過質量百分率60%の粒径D60を、10%の粒径D10で除した値である。
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正解:○
Uc=D60/D10 です(土質試験様式(粒度試験)、中部地方整備局 河川構造物設計要領 第4編 参考資料 表1-1-5)。
重要度:A 難易度:★★☆
問2:均等係数Ucが小さい土ほど、広い範囲の粒径の土粒子を含み、粒度分布が良い。
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正解:×
粒度分布が良い目安は Uc≧10(かつ 1<Uc’≦√Uc)で、Uc が大きいほど広い範囲の粒径を含みます(中部地方整備局 河川構造物設計要領 第4編 参考資料 表1-1-5)。
重要度:A 難易度:★★☆
問3:土の粒径区分で、砂は粒径0.075mm以上2mm未満の土粒子をいう。
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正解:○
砂は0.075〜2mm、礫は2〜75mm、シルトは0.005〜0.075mm、粘土は0.005mm未満です(地盤材料の工学的分類による粒径区分。林野庁資料・中央区「柱状図の見方」等)。
重要度:A 難易度:★★☆
問4:土の粒径区分で、シルトと粘土の境界の粒径は0.075mmである。
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正解:×
シルトと粘土の境界は0.005mmです。0.075mmは砂とシルト(細粒分)の境界です。
重要度:A 難易度:★☆☆
問5:標準貫入試験のN値は、ハンマーの打撃によってサンプラーを30cm貫入させるのに要する打撃回数である。
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正解:○
N値は30cm貫入させるのに要する打撃回数です(港湾空港技術研究所、中央区・豊島区の柱状図の解説ほか)。
重要度:A 難易度:★★☆
問6:国土交通省の地質・土質調査業務共通仕様書(案)では、標準貫入試験は、原則として深さ5mごとに実施することとされている。
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正解:×
標準貫入試験は原則として1mごとに実施します(地質・土質調査業務共通仕様書(案)第402条)。
重要度:A 難易度:★★☆
問7:スウェーデン式サウンディング試験(スクリューウエイト貫入試験)は、深さ10m程度の軟弱地盤の静的貫入抵抗を測定し、土の硬軟や締まり具合、土層の構成を判定する試験である。
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正解:○
地質・土質調査業務共通仕様書(案)第404条の目的のとおりです。
重要度:A 難易度:★☆☆
問8:ポータブルコーン貫入試験は、重いハンマーの打撃によって、深い地盤の動的貫入抵抗を測定する試験である。
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正解:×
ポータブルコーン貫入試験は、浅い軟弱地盤で人力によりコーンを押し込み、静的貫入抵抗を測定します(地質・土質調査業務共通仕様書(案)第410条)。
四肢択一
重要度:A 難易度:★★★
問9:ある土の粒径加積曲線から、D10=0.02mm、D30=0.10mm、D60=0.40mmが得られた。この土の均等係数Ucと曲率係数Uc’の組合せとして、正しいものはどれか。
- Uc=5、Uc’=0.25
- Uc=20、Uc’=1.25
- Uc=20、Uc’=12.5
- Uc=0.05、Uc’=1.25
【第9問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。
Uc=D60/D10=0.40/0.02=20
Uc’=(D30)²/(D10×D60)=0.10²/(0.02×0.40)=0.010/0.008=1.25
(Uc≧10かつ1<Uc’≦√Uc(√20≒4.47)なので、粒度分布が良い土の目安を満たします)
1:Uc をD30/D10、Uc’ をD30/D60とした誤りです。
2:正しい。
3:Uc’ の分子を2乗していません(0.10/0.008)。
4:Uc をD10/D60とした誤りです。
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