問6
葛西工業では、原価差異を売上原価に加減する方法によっている。当期の資料は次のとおりである。売上総利益と営業利益を求めなさい。
必要資料
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 売上高 | 2,000,000円 |
| 差異調整後の売上原価 | 1,220,000円 |
| 販売費及び一般管理費 | 300,000円 |
計算式
売上総利益 = 売上高 - 差異調整後の売上原価 営業利益 = 売上総利益 - 販売費及び一般管理費
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計算過程
売上総利益 = 2,000,000 - 1,220,000 = 780,000円 営業利益 = 780,000 - 300,000 = 480,000円
正答:売上総利益 780,000円/営業利益 480,000円
判断根拠
損益計算書では、売上高から売上原価を差し引いて売上総利益を求め、そのあとで販売費及び一般管理費を差し引いて営業利益を求めます。販売費及び一般管理費は製造原価には含めないため、売上原価の金額には反映させません。差し引く売上原価は、原価差異を加減したあとの金額です。
Validation
営業利益に販売費及び一般管理費と差異調整後の売上原価を戻すと、480,000 + 300,000 + 1,220,000 = 2,000,000円となり、売上高と一致します。
検証の限界
この検算は、売上高から順に差し引いた各段階の金額が整合していることを示すものです。差異調整後の売上原価1,220,000円がどのように算定されたか、販売費及び一般管理費に集計すべき費目が漏れなく含まれているかについては、この検算では確かめられません。
想定される誤り
- 販売費及び一般管理費を売上原価に含めて売上総利益を480,000円とする(営業費と製造原価の混同)。
- 販売費及び一般管理費を差し引かず、780,000円を営業利益として答える(計算段階の取り違え)。
- 販売費及び一般管理費を製造原価報告書側の当期総製造費用に加算する(表をまたいだ混入)。