宅地建物取引士 免除科目 択一式(応用) 第13問〜第15問|土地・建物

重要度:A 論点:土地・建物

問13:土地に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • A:川沿いの低地に堆積した新しい土砂は、一般に締まりがよく、重い構造物を十分に支持できる。
  • B:砂州や砂丘には粒径の比較的そろった砂が堆積しており、地下水位が浅い箇所では地震時に液状化しやすい。
  • C:丘陵地は一般に山地より斜面の勾配が緩く、山地に比べて斜面崩壊が生じにくい。
  • D:台地は低地より古い時代に形成された地盤であり、一般に構造物を支持できる強度を有する。
【第13問:正解と解説】

正解:A

・A
【論点】低地の地盤強度。【選択肢解説】不適当。川沿いの低地に堆積した新しい土砂は、一般に軟弱なことがあり、重い構造物を支持するには地盤調査や基礎対策が必要となる。これが正解肢。

・B
【選択肢解説】適当。砂州・砂丘は粒径の比較的そろった砂からなり、地下水位が浅い場合は液状化しやすい。

・C
【選択肢解説】適当。丘陵地は山地ほど斜面が急ではなく、一般には山地より斜面崩壊が生じにくい。ただし、造成地や急斜面では個別確認が必要である。

・D
【選択肢解説】適当。台地は低地より古い時代に形成され、一般に地盤が締まっており、構造物を支持できる強度を有する。ただし、台地縁辺部や台地上の浅い谷は別途注意する。


重要度:A 論点:土地・建物

問14:擁壁および土地の調査に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • A:30度以上の斜面を背後に控える宅地では、崖面の保護や擁壁の設置等を検討する必要がある。
  • B:高さ2m以下の擁壁であれば、水抜き孔がなくても、地震や大雨によって被害が生じることはない。
  • C:重力式擁壁は、擁壁自体の重量によって背面からの土圧に抵抗する。
  • D:工場跡地や埋立地等では、重金属や揮発性有機化合物等による土壌汚染が問題となることがある。
【第14問:正解と解説】

正解:B

・A
【選択肢解説】適当。急斜面を背後に控える宅地では、崖面の保護や擁壁の設置など、安全対策を検討する必要がある。

・B
【論点】擁壁の排水と安全性。【選択肢解説】不適当。擁壁の安全性は高さだけで判断できない。水抜き孔、排水状態、ひび割れ、傾き、膨らみ等を確認する必要があり、低い擁壁でも地震・大雨による被害は起こり得る。これが正解肢。

・C
【選択肢解説】適当。重力式擁壁は、擁壁の自重で背面の土圧に抵抗する構造である。

・D
【選択肢解説】適当。過去の土地利用により、工場跡地や埋立地等では重金属・揮発性有機化合物等による土壌汚染が問題となることがある。


重要度:A 論点:土地・建物

問15:建築物に用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • A:鋼は鉄や炭素等を含み、一般に炭素量が増えるほど強度・硬さが増す一方、粘りや溶接性が低下する傾向がある。
  • B:鋼材は高温になると強度が低下し、さびやすいため、必要に応じて耐火処理・防錆処理を施す。
  • C:鋼材は強度が高く、粘りがあり、比較的小さな断面の部材で荷重に耐えられる。
  • D:鋼材の密度は、木材やコンクリートより小さいため、材料そのものが軽い。
【第15問:正解と解説】

正解:D

・A
【選択肢解説】適当。一般に炭素量が増えると強度・硬さが増す一方、靱性や溶接性は低下する傾向がある。

・B
【選択肢解説】適当。鋼材は熱に弱く、さびやすいため、耐火・防錆処理が重要である。

・C
【選択肢解説】適当。鋼材は高強度で粘りがあり、比較的小さな断面の部材で荷重を負担できる。

・D
【論点】鋼材の密度と鉄骨造の自重。【選択肢解説】不適当。鋼材自体の密度は木材やコンクリートより大きい。鉄骨造が鉄筋コンクリート造より軽量化しやすいのは、鋼材の強度が高く部材断面を小さくできるためであり、材料の密度が小さいからではない。これが正解肢。


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