FP技能士3級 不動産 不動産の最新の動向

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この単元で身につけること

この単元では、毎年度更新される不動産情報を「いつの時点の情報か」で整理します。

2026年地価公示の価格時点と、2026年4月1日に施行された改正区分所有法を区別し、試験の法令基準日である2026年4月1日の時点で現行の制度かどうかを判断できることを目標とします(2026年6月〜2027年5月の試験)。

全体像

不動産分野には、地価公示のように毎年更新される情報と、法改正で内容が変わる制度があります。

2026年地価公示は2026年1月1日時点の標準地価格で、2026年3月18日に公表されました。

改正区分所有法の主要部分は2026年4月1日施行です。2026年6月〜2027年5月の試験の法令基準日(2026年4月1日)と同じ日なので、その期間の試験では現行の制度として出題されます。

用語の説明

  • 地価公示:標準地について毎年1月1日時点の正常な価格を公示する制度。
  • 価格時点:価格がどの日の状態を表すかという基準日。
  • 施行日:改正法令が効力を持ち始める日。
  • 法令基準日:試験問題がどの時点の法令にもとづくかを示す日。2026年6月〜2027年5月の試験は2026年4月1日。

基本ルール

2026年地価公示

令和8年地価公示の価格時点は2026年1月1日です。

公表日は3月18日なので、「価格時点」と「公表日」を混同しません。

改正区分所有法

改正区分所有法の主要部分は2026年4月1日施行です。

この日は法令基準日と同じなので、「区分所有法」の単元で学んだ改正後のルールが、試験では現行の制度になります。

法令基準日の考え方

FP技能検定は、法令基準日の時点で施行されている法令で出題されます。4月2日以後に施行される改正は、その期間の試験では現行の制度として扱われません。所有者不明土地や空き家の対策も見直しが続くテーマなので、受検する試験の法令基準日の時点のルールを確認しましょう。

重要な数字

項目 日付
2026年地価公示の価格時点 2026年1月1日
令和8年地価公示の公表日 2026年3月18日
改正区分所有法主要部分の施行日 2026年4月1日
法令基準日(2026年6月〜2027年5月の試験) 2026年4月1日

具体例

「3月18日に地価公示が公表されたので、価格も3月18日時点」とするのは誤りです。価格時点は1月1日です。

また、4月1日施行の制度は法令基準日と同じ日なので現行ですが、4月2日以後施行の制度は含めません。

計算のしかた

この単元に計算問題はありません。

価格時点・公表日・施行日・法令基準日を区別します。

よくある間違い

  • 地価公示の価格時点と公表日を混同する。
  • 2026年地価公示を3月18日時点の価格と考える。
  • 改正区分所有法を4月1日時点で未施行と考える。
  • 基準日後の施行制度を現行として扱う。

試験での出題のされ方

地価公示の価格時点と公表日の区別、法改正の施行日と法令基準日の関係は、日付を入れ替えた選択肢で問われやすいポイントです。

まとめ

  • 2026年地価公示は2026年1月1日時点。
  • 公表日は2026年3月18日。
  • 改正区分所有法主要部分は2026年4月1日施行。
  • 2026年6月〜2027年5月の試験の法令基準日も2026年4月1日。
  • 基準日後の制度を現行へ混入させない。

練習のしかた

  1. 2026年地価公示の価格時点を答える。
  2. 価格時点と公表日を区別する。
  3. 改正区分所有法の主要部分の施行日を答える。
  4. 4月2日施行の制度を4月1日時点の現行制度として扱えるか判断する。

FP2級へのつながり

FP2級でも地価・税制・法改正は毎年度更新が必要です。

制度名だけでなく「何年何月何日時点か」を確認する習慣が重要です。

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