情報セキュリティマネジメント プロジェクト・サービスマネジメント・システム監査 一問一答 第11問〜第15問

重要度:B 論点:用語の衝突(継続性)

問11:サービスマネジメントのサービス継続管理は、事業全体を対象とするBCP(事業継続計画)と同じ範囲を対象とする活動である。

解答を見る

×:サービス継続管理は、事業継続上の要求事項や事業影響分析と整合させながら、ITサービスの継続・復旧に必要なRTO、RPO、RLOなどの目標を定め、復旧計画の策定、訓練、試験及び見直しを行う活動である。BCPは、人員、施設、供給者、業務手順、情報システムなどを含む事業全体の継続を対象とする。両者は相互に整合させる必要があるが、対象範囲が同一というわけではない。


重要度:C 論点:容量・能力管理

問12:キャパシティ管理(容量・能力管理)では、CPUやディスクの使用率、需要の推移などを監視し、しきい値や傾向から容量不足を早期に把握して、増強や構成変更を計画する。

解答を見る

○:容量・能力管理は、現在及び将来の需要に対して必要な処理能力を確保できるよう、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークなどの利用状況と傾向を監視し、増強や構成変更を計画する活動である。サービス可用性管理は、合意したサービス時間や目標に対してサービスを利用できる状態を管理する。CIAにおける可用性は、認可された利用者が必要なときに情報及び関連資産へアクセスして利用できるという特性であり、両者は関係するが、管理活動と情報セキュリティ特性という観点が異なる。


重要度:A 論点:独立性

問13:システム監査人は、被監査部門の責任者が納得しない指摘については、十分な監査証拠が得られていても、報告書の記載から除いてよい。

解答を見る

×:監査人は独立性と客観性を保持し、十分かつ適切な監査証拠に基づいて判断する。被監査部門の都合による結論の変更は監査の信頼性を根本から損なう。自分が構築・運用したシステムを自ら監査する立場の重複も、同じ理由で避ける。


重要度:A 論点:監査の実施手順

問14:システム監査は、監査計画の策定、予備調査、本調査、評価・結論の取りまとめと監査報告、フォローアップという流れで実施される。

解答を見る

○:予備調査で対象の概要を把握し、本調査で監査証拠を入手する。報告の後、指摘事項の改善状況をフォローアップで確認して一巡が完了する。


重要度:B 論点:倫理・正当な注意・秘密保持

問15:システム監査人には、独立性と客観性の保持に加えて、監査に必要な能力の維持、職業倫理に基づく正当な注意、及び業務上知り得た情報の秘密保持が求められる。

解答を見る

○:監査の信頼性は監査人の適格性と誠実さに支えられる。専門的な知識・技能を継続的に維持し、監査手続の実施と結論の形成において正当な注意を払い、被監査部門の情報を正当な理由なく開示しない。独立性は、監査対象との関係だけでなく、外観上も損なわれないよう確保する。


コメント

タイトルとURLをコピーしました